シトロン(※)のHトラック???
Drのたまに寄る某スーパーの駐車場でシトロンHトラックに見える物体(?)を発見しました。
Hトラにしては明らかに小さいようですが・・・(笑)。
一見して軽自動車がベースだなと思いました。
この類のはセンスの悪いものが多いけどこれは結構イケてるやんというのがDrの第一印象でした。
フロント部分は結構忠実に再現してあります
やはりお店のコマーシャルカーのようで移動販売車なんかにも向いてますね。
いったいベースはなんだろうかと見回しましたがエンブレムも付いてないので悩むDrでありました。
しかし・・・
運転席を覗き込んだらステアリングに「H」マークがあるじゃあ~りませんか!←浜祐二調で
ベースはホンダアクティでした
もう少し調べたらやはりアクティをHトラにモディファするショップがありました。
なんでもb b H'(ベベアッシュ)とかいう名前で改造キットを販売していました。
パーツ一式工賃は約60万円とのことで塗装費用は別途だそうです。
本物のシトロンHトラック(通称アッシュと言う)
この何とも言えないイカツイ格好のHは日本にも少ないながら輸入されていました。
実はDrも過去に一台販売したことがあります。。
なんと買ってくれたのは当時の某シトロン正規ディーラー様で展示用に使うとのことでした。
Hに関しては乗ると言うよりも移動販売車やお店の飾りといった目的のほうが多かったかもしれません。
絵になるクルマというかその存在感は唯一無二かもしれません。
当時三菱ディーラーがこのHを販売していたのは今ではちょっと信じられません。
隠れシトロンニスト(汗)のDrは更にHを調べてたらなんとこのHをフィリピンでフルレストアしてトヨタプロボックスのメカを積み込み日本に輸入している業者さんがありました!。
フルレストアのHトラック HBOX PROBOXと名乗る日仏比ハイブリッド?
余談ですが私の知り合いの業者さんがVWバスを同じようにフィリピンでフルレストアさせて日本向けにクーラーまで装着して一時販売していました。
なんでもフィリピンの再生技術はナカナカのもので何でも作ってしまうそうです。
ガラスなんかは無くても適当にそこいらのガラスをカットしてバシっとはめてしますそうです(笑)。
そのVWバスにはトヨタハイエースのパーツなんかがうまく使われていたそうです。
それにフィリピンはウン十年前の大古車がまだ多数実用に使われてるそうです。
再生版Hは結構なお値段のようですがコンセプトはあのビーチャムやビカレッジジャグアーと同じと言えます。
正直なところ当時物Hを実用に共するのはいくらコンディションが良くてもしんどいでしょうからトヨタの中身というコンセプトは賛同出来ます。
これはもうTOYOTAです! ステアリングホイールのWシェブロンに注目
何とA/T、P/S、A/C・と全く実用レベルに仕上がっておりますね。
欲を言えばインテリアにもう少しオリジナルの味が欲しいところですATセレクターとシートだけでもモディファイすれば良いかなな~んて思うDrであります。
しかしこれだけのコンセプトを実現されたのは同じ業者として敬服に値します!。
Drもかってジュリア105クーペボディを製作してそれに近代の75TWINSPARKエンジンを搭載してパワーステアリングにエアコンも搭載してレプリカを作れないかと夢を抱きました。
いっそうA/Tバージョンもあれば面白いとも思いましたがいまならセレスピードがあるのでノープロブレムですね。
インターメカニカのスピードスターや前述のビカレッジやビーチャムもありますがコストはかなりの物で悩ましいところです。
最初に登場したアクティ改Hトラあたりがお値打ちかもしれません(苦笑)。
※シトロンはシトロエンの意味です。
理由はこちらをご覧下さい。