Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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F田オートチューニング訪問

2013-06-19 08:41:00 | 雑記帳

レストア修理依頼の旧車群

頼りになるスペシャリストのF田氏が、都会の喧騒を逃れて移転されたのは二年くらい
前でしょうか。

滋賀の片田舎(湖西の高島市)と離れたので、しばし疎遠になっておりましたが、今回は
所用にて初訪問しました。

F田氏は知る人ぞ知る筋金入りのベテランメカニックですが、いわゆる昔の修理屋の親父
ではなく、扱うのは旧車であっても、ipadを駆使したりと時代にあった手法も忘れて
ないのが良いところです。


BUGATTIが入庫中!

時価8桁万円を下らないというBUGATTIはメカの芸術品です。

絶不調であったエンジンはスーパーチャージャーの下に隠れているキャブが原因だった
そうです。

一通りの儀式を経て、エンジン始動のサービスをして頂いたのですが、まさに絶好調と
言えるほどの調子でした。


レストア中の段付(レース仕様)

かってDrのショップにあったバラバラ状態の段付でしたが、バラバラ過ぎて荷が重く
F田氏に組み付け依頼してたのが、そのまま嫁いでしまいましたw。


工作室の図

旋盤、フライス盤とF田氏の作業の肝部分の部屋と言えましょう。

特に応用や加工はF田氏の得意分野ですからネ。


エンジン組み立て室の図


手前は水槽は超音波洗浄機


F田氏もマニア 


かって、この片田舎の移転にあたっては相談を受けたことがありました。

お客様の便が悪いので、どうかなと思ったのですが、結果的に大成功とのことです。

広い工場故に、順番に作業をしなくても、並行して作業を出来る効率性や、
お財布に優しい家賃などが大きなメリットだそうです。

また、F田氏の生家がクルマで5分のところにあり、そちらで週の半分は寝泊りしている
そうです。

クライエント様が簡単に訪問できない距離故に作業に没頭できるのは、少々逆説的
ですが、大いに作業効率が上がります(笑)。

ちなみに、自宅兼京都工場もあり、軽整備はこちらで賄うとのことです。


以上、片田舎のロケーションは都会では考えられない癒し系の空間でした。

旧車のレストアに都会は無用だということを思い知らされた次第です。

理想のファクトリーを目指しているF田氏もまた(Drと同じw)ロマンチストなんでしょう。

父君が時計職人だったと言うF田氏は本物のプロメカニックです。

メカが心底好きだからこそ出来る技(業)としか言いようがありましぇん。

好きじゃなかったら、こんな面倒な作業は出来るものではありませんからネ!。

















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1 コメント

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広いと聞いていた工場も (走るごみ箱)
2013-06-19 10:46:31
これだけ入ると、所せましですね。本当に効率よく作業できる理想のスペースが確保されてないように見えます。

車は、1台バラすと、3台分以上スペース取りますからね。(オーナーは1台分スペースあると、ここに入るとか言って車置いていって、一度入ったら自宅にスペースあっても持って帰ってくれないひともいるし、これで、、、、、要注意ですね。)

T35Bでしょうか?大きく丸い感じのラジエターで、スーパーチャージャーとくれば。
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