取りあえずメカのみ大まかに出来た2000GTV ドアミラーはMB用ですね
少し前に取り上げた伊藤忠物のアルファ2000GTVは商品にするべく鋭意レストア中であります。
もちろんレストアと言ってもDrお得意の中軽度のレストアでありんス。←???
数年間放置してあっただけにエンジンも不動でクラッチは貼り付いているといった案配でした。
特にクラッチは分解を強いられミッションを降ろす羽目になりました。
もちろん降ろしたついでにO/Hしてミッションのシンクロも交換しておきました。
ダッシュ板はこのように若干クラックがありました
この年式ですから内装の要であるダッシュは重要な評価ポイントですがまず割れている個体の方が多いのが実状ダス。
妥協を許さないDrはこの通りDrマジックで修復! しかし木目の色が・・(笑)
このDrマジックのダッシュリビルトは現段階では完璧とは言えませんがやらないよりはBetterであります。
ご覧のように実用視界?では充分通用するラベル(←レベル)であります。
注意点はあまり近づいて見ないことですね(苦笑)。
WEBER付きのエンジンはかなり快調でこちらは嬉しい誤算でありました。
後は漏れているラジエターをリビルトしてメカ的にはこの辺りで問題なさそうです。
塗装が半分くらいダメージを受けているので要レストアです。
そこでDrを悩ませる大きな問題がありました。
元色はベージュなんですね
当初元色に拘らず現在のレッドを踏襲しようと思いましたがこの中途半端なエンジンルームの塗りを見て頭が痛いDrでありました。
当時はなんでもかんでもレッドに塗り替えちゃへの時代でした。
ですからレッド以外のジュリアクーペは現実には希少で有ったと言えます。
レッドを剥いだら何色も出てきて十二単みたいな個体もあったくらいです(苦笑)。
悩んだあげくDrは「せっかくの伊藤忠物ヤシ絶対にオリジナルやで」という意見もあり意を決してレッドを放棄してオリジナルベージュに戻すことを決意したのであります!←やや大袈裟か?
ただこのベージュ色はBMW2002のサンドベージュみたいにおとなし目であまり当時の人気色はなかったですね。
どこかにベージュ画像は無いかと探したのですがあれだけ多くの2000GTVをかって販売したにも関わらずあんまり記憶にありません。
そこでやむなくネットでパクろうかと探していたら偶然にもありました。
完成予想図? アロイまで同じでこちらも伊藤忠物
画像を拝借するのは忍びないですが所有者は懇意の業者さんだったので事後承諾で行きます(苦笑)。
(マッチャンすいません)
それにしてもこの個体はなんとワンオーナーの実走行三万kmだそうです!。
正直なところこれを見たらやる気が失せますがこちらは価格で勝負ダス(苦笑)。
それにしても素晴らしいコンディションですね
隙がないですね
Drの2000GTVも(たぶん)こんな感じになりまっせ~!(苦笑)
しかし・・・
なんでこんな展開になったんやろネ・・・・
(ボソッ)