2,000GTVのエンジン
レストア中の2,000GTVのエンジンを下ろして、ボディのエンジンルームは塗装屋で、
エンジンは自社にて作業を同時進行させております。
更に・・
ダッシュも外した
ダッシュは内装屋にてレストアしており、更にシートも外してレストアしてます。
まさにボディ、メカ、インテリアと三位一体の作業で、レストア時間の短縮を目指します 。
汚いエンジン
エンジンは基本的にかなり好調ゆえにO/Hはしませんが、せめて綺麗にしたいところです。
そこそこ綺麗になった
メカスタッフ三名はそれぞれ多忙で、やむなくDrが時間のある時にシコシコと地道な
作業を遂行しておりますw。
バルブタイミング検証は必須
ど~しても検証しておきたいのは、バルタイが合っているかです。
最初の一歩は上死点(ピストントップ)とクランクプーリーの合いマークの検証です。
プラグホールにダイヤルゲージをセットして正確に合わせます。
リセッティングのPマーク合わせ
ウォーターポンプを交換すると必然的に指針の位置が変わります。
前作業者は明らかに放置していたので、上死点位置のPマーク位置がズレてました 。
これでは、正常な点火時期の計測が出来ません。
指針の位置は簡単に調整出来るので、再セットしました。
バッチシ合っていたカム側タイミング
エンジン外部は汚れていても、内部はかなり綺麗です。
ついでにタペットクリアランスも計測しましたが、全て規定値内に収まっており、過去に
OHしたと思われます。
クーラーも仮付け検証
クーラーのパーツは一応揃いましたので、後はエンジンに取り付けるだけです。
キャブはこれからO/H
見かけはかなり汚いですが、調子は悪くありません。
キャブ内部の状態を検証するのは興味が涌きます。
SOLEXも過去にO/HしたのでNPと思われます。
これは頂けない ガソリンタンク内のユニット
懸案のガソリンタンクはやはり駄目で、新品に交換しました。
フューエルラインは全てクリーニングします。
デスビはどうするアイフル?
かっての進角遅角スプリング付きのオリジナルデスビです。
このままでも、特に体感上の問題は感じませんでした。
最終完成後に点火時期のアドバンス測定をして再考しましょう 。
(続く)