
(世界一の巨大噴水ショー“ドバイ・ファウンテン” 真後ろが世界一の高層ビル“バージュ・ハリファ” ドバイは世界一が大好きです)
【ドバイ経由で丸二日】
パキスタン旅行からの帰国の途です。
昨日朝9時のフライトでパキスタンからドバイへ。
ドバイで15時間以上の待ちで、深夜3時のフライトで関西空港へ向かい午後5時過ぎ着。
そのまま鹿児島へピーチ航空で移動し、今は自宅へ向かう空港バスの中。夜11時前に帰着予定。あと一歩です。
ドバイではエミレーツ航空提供の無料ホテルが利用できます。(ドバイコネクト)
送迎・食事も無料で、ホテル室内は快適、無料WiFiも快調、しかも部屋(7階)からはバージュ・ハリファを含むドバイの高層ビル群が一望できます。
あまりに申し分ない環境で、“行きでバージュ・ハリファとゴールドスークは観光したし、今回はあえて街中に出る必要もないかも・・・・”という感もありましたが、いくらあまり興味ないトランジットのドバイとは言え、まったく出かけないのもいかが・・・・ということで、巨大噴水ショーの“ドバイ・ファウンテン”だけタクシー往復で見てきました。
ラスベガスのベラージオホテル前の噴水ショーと似ていますが、ドバイの方が手が込んでいるかも。
ただ、動く水を何とか写したいということで写真撮影に夢中になってしまい、ファインダー越しにしか見ていないという最悪パターン。(結局、まともな写真はありませんでした)
ホテルに戻ってからネットの動画で改めて確認するというのは間抜けです。
【実感する日本のすばらしさ】
毎回、海外旅行から帰国すると、日本の細やかな気遣い(“おもてなし”を含め)に改めて感心するのですが、もうひとつ日本が際立つのは、仕事の効率・手際のよさです。
パキスタンの出国手続きでは、同じようなチェックがダラダラと何重にも行われ、途中トイレに行きたくなったこともあって大変でした。
もちろんテロ対策ということはありますが、もっと効率よくやってよ・・・という感もあります。
日本の入国審査は、ほとんど列に並んでる時間がないくらいスピーディーですが、その早いパスポートコントロールを終えて預けた荷物を取りに向かうと、すでにターンテーブルが回っています。
驚くべき早さです。
途上国ではパスポートコントロールに長い時間がかかるうえに、荷物の受け取りに更に時間を要します。
ターンテーブルが回り始めるのに時間がかかりますし、回り始めてからも荷物がなかなか出てきません。
深夜便などは最悪です。
一体いつになったら受け取れるのかと途方にくれたり、スケジュールが狂ってしまったりすることも。
今回、関西空港では入国審査から荷物の受け取りまで十数分で済んでしまいました。
おかげで、着陸時には乗り継ぎに不安のあったピーチにも余裕で間に合いました。
こうした効率のよい社会は、これからも維持していきたいものです。
【殆どみかけない外国人観光客】
****パキスタンの女子神学校に「ビンラーディン図書館」****
パキスタンの首都イスラマバードにあるマドラサ(イスラム神学校)の女子校で、国際テロ組織アルカーイダの指導者で2011年に米軍に殺害されたウサマ・ビンラーディンの名前が図書室に付けられた。
パキスタンのイスラム教徒の間で、ビンラーディンを英雄視する見方が今もあることを示している。
マドラサは07年にイスラム過激派が籠城し、治安部隊との銃撃戦で多数の死者を出した「赤いモスク」の付属施設。広報担当者はAP通信に対し、「ビンラーディン氏は英雄であり、殉教者だと考えているので、図書館に名前を付けた」と述べた。
パキスタンでは一時、米国による無人機攻撃や治安部隊の対テロ戦に反発して、子供や店に「ビンラーディン」と名付ける人が相次いだ。【4月19日 産経】
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「赤いモスク」付属施設ということであれば、不思議ではない話です。
無人機攻撃による民間人被害の拡大も、パキスタンの反米感情を刺激しています。
欧米側にもイスラムに対する根深い不信感があります。
今回の旅行中、外国人観光客をほとんど見かけませんでした。
(日本の某有名旅行社のツアーは見ましたが)
これでは、観光業は立ち行かないのでは・・・・と、心配になるほどでした。
ガイド氏に外個人の少なさを訊くと、「彼らはイスラムを嫌っていますから」とのことでした。