家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

私だけの元旦

2014-01-09 17:25:55 | Weblog
先日元旦を迎えたばかりだが私としては今日が元旦に思える。

今日から新たな私の1年が始まる気がするからだ。

暦の上の今月の一日は、ただの60歳の最終通過点にすぎない。

朝いつものように体重測定血圧測定をする。

60.4Kgだから年末年始のアルコールと餅をはじめとする炭水化物の摂りすぎで2Kgほど増えている。

血圧は上が114の下が79だから申し分ない。

朝食をたくさん摂り薬もサプリメントも一切摂らないから健康体だと思う。

母から電話が来た。

「誕生日おめでとう。あの日もこんな寒い日だった」

このセリフは、もう何度も聞いた。

しかし何度聞いても嬉しくて母に感謝の気持ちが生まれる。

母が年寄りではなく母親の姿に戻っていることも嬉しい。

この貴重なセリフを、あと何度聞けるのか。

私の長男が担当するTV番組が今日から始まるということを母に告げた。

「それじゃあ9時から6チャンネル見りゃあいいだね」と言うので

「8時54分だよ」と訂正しておいた。

妻が仕事をする日なので私は一人で春野に出向いた。

湿度55%温度24.7度の部屋で薪ストーブの炎を見ながらコーヒーを飲む。

Y爺さんがやってきた。

日の当たる縁側で30分ほどおしゃべりをしていくのが日課だ。

今日はノコギリとナタの話をした。

お互いにカウンセリングしているかのように気持ちがよくなる。

素晴らしい家族友人知人に囲まれて過ごすこの一年。

いや、猫を忘れていた。

マロちんにも傍で見守られていたっけ。

でもマロちんは家族だ。

とにかく幸せな一年が始まろうとしている。

精一杯幸せを噛みしめようと欲張っている。

今日は木曜日だが、ひょっとしたら飲むかもしれない。

元旦だから。