今年のモリアオガエルは去年と同じ水鉢に産み付けた。
同じ鉢だが場所は違う。
去年は鉢の内側だった。
そのまま推移すれば確実にオタマジャクシは水の中に落ちる。
と、親モリアオガエルは考えたに違いない。
確かに、その考え方は間違っていない。
ところが現実は全滅だった。
雨が降らず、乾燥した日が続き泡状の卵は干からびてしまった。
ここまでは想定していなかっただろう。
今年は、こともあろうに鉢の外側に産み付けた。
たとえ雨が降って乾燥を免れても落ちていく先は地面だ。
まったく発見者として一言親カエルに文句を言ってやりたい気持ちだ。
「責任者出てこーい」
結局、見るに忍びずシャベルですくい取って別の水鉢に移してやった。
「メダカの餌をあげてね。パクパク食べるから」
妻から新たな仕事の言いつけがあった。
同じ鉢だが場所は違う。
去年は鉢の内側だった。
そのまま推移すれば確実にオタマジャクシは水の中に落ちる。
と、親モリアオガエルは考えたに違いない。
確かに、その考え方は間違っていない。
ところが現実は全滅だった。
雨が降らず、乾燥した日が続き泡状の卵は干からびてしまった。
ここまでは想定していなかっただろう。
今年は、こともあろうに鉢の外側に産み付けた。
たとえ雨が降って乾燥を免れても落ちていく先は地面だ。
まったく発見者として一言親カエルに文句を言ってやりたい気持ちだ。
「責任者出てこーい」
結局、見るに忍びずシャベルですくい取って別の水鉢に移してやった。
「メダカの餌をあげてね。パクパク食べるから」
妻から新たな仕事の言いつけがあった。