家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

女難

2015-02-20 07:33:44 | Weblog
私の顔に女難の相が出ていたかどうかは分からない。

市内繁華街にある市営ビルに絵画展覧会を見に行った。

その会場指定の駐車場に入る。

狭くて急な坂を登る。

すると後ろから来た車が前照灯を点けて私の後ろに着いた。

ゆっくり注意深く登っていくと、「早くいけ」とばかりに追い立てる。

もちろん声に出して、そう言ったわけではないが、その運転の仕方で、はっきり分かる。

2階まで登ってみて下りてくる車やバックする車などがないことが分かり少しスピードを上げた。

グングンスピードを上げると後ろの女性は付いて来れなくなった。

ハザードを出して車をバックして駐車した。

その彼女も遅れて来て近くに駐車した。

エレベーターが来て扉が開き私たちが入っても、その人は一緒に乗らなかった。

歩道に出て歩いていると、その御仁は私たちを走って追い越していった。

展覧会を観ていると順路と逆に歩いてきた女性が感激したらしく「すごいねー」と言いながら急に後ろに下がり始めた。

私と接触しただけでなく私の左足を踏んだ。

「ああ。ごめんなさい」と言うが興奮は覚め切らず何やらつまらん言葉を発し続ける。

駐車場から出ようとすると自転車が走ってきた。

私は車を止めて自転車の行き過ぎるのを待って発進しようとした。

すると別の駐車場から出てきたハイエースのお姉さんが私よりも先に車道に出ようとする。

私は先に発進させて、お姉さんよりも前に出た。

「自転車を優先させていたのを見ていただろ?」と言いたくなった。

自宅に近付く。

交差点に右折で並ぶ。

私の前に軽自動車の娘さんが同じく右折の先頭で並んでいる。

私の後ろから大きなトラックが走ってきた。

道路幅の関係上、私が、もう少し前に出たほうが通りやすい。

軽自動車の娘さんが、もう少しだけ前に出てくれればトラックも通りやすいだろうに。

娘さんはトラックが、かなり慎重にすり抜けしようとしていることを全く気にしない。

それどころか後ろにピッタリつけた私が腹立たしく思ったらしい。

前から何も走って来なくなっても、しばらくそのままで動かない。

私に意地悪したくなったようだ。