家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

腐葉土所にミミズ

2019-09-21 16:22:12 | Weblog
枯葉を集めて腐葉土を作っている。

その場所を腐葉土所と名付けてある。

腐葉土所にミミズを投入して今までとの変化を見てみようと思い立った。

腐葉土所は1メートルの幅で360センチの長さがある。

約2畳ほどの広さだ。

そこに目一杯枯葉を入れて冬を終わる。

今現在は30~40センチの高さにまで沈み込んだ。

先日撹拌してみた。

最下部は土になっているが、その上は、ほぼ葉っぱの原型をとどめている。

ただし葉っぱ同士がくっついて大きなカタマリとなっている。

葉っぱをひっくり返す作業自体は軽作業なのだが去年マムシが出たため少しばかり気がかりだ。

長靴を履いて意を決して中に入る。

何も考えないようにして葉っぱを裏返しにしていく。

何かの幼虫が出てきた。

大きさから言ってカナブンの幼虫だろうと思う。

ミミズが1匹も出てこない。

だからミミズを投入してみようと思った。

イノシシが道路脇に溜まった枯葉の中を鼻で掘り返している。

同じようなことをやってみた。

ヨーグルトの空き容器を持ち火バサミを持って道路に出る。

やってはみるが、なかなか採れない。

場所を変えてみたらけっこう採れた。

大は20センチ以上から小は5センチまで、それでも20匹程度採れたかな。

それを腐葉土所に入れてみた。

「2畳に対して20匹」何の結果も得られない予想。

ミミズを探している時に珍しい事件を見た。

コメツキムシの幼虫と思われる黒光りした生き物が自分より大きなミミズを食べていた。

ミミズが柔らかいことは知っている。

頭を食ったあと、そこからミミズの体の中に入っていった。

その動きが少しグロテスクだった。

あらゆる生き物の食料になっているミミズだが、その分繁殖は旺盛であろう。

雌雄同体なので2匹いれば、どんどん増えていくらしい。

生きている間食べ残しなどを処理してくれて最後には餌となってくれる。

ありがたい生き物だ。