家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

掃除機を背負う

2022-09-29 08:07:41 | Weblog

我が家の掃除機は小型だ。

だがそれにしてもやり辛い作業がある。

壁や天井など高い位置の所だ。

脚立に乗れば吸い口は届くが、その作業の間、掃除機はどうしておくのか。

決定的なことがあった。

天井から吊るしてある電灯の傘が汚れていたが、それをどうやってキレイにするのかだ。

そこで以前枯れ葉収集機と称してアルミ製の現代版背負子に箱を付けて枯れ葉を集めたことがあった。

あの背負子を利用しよう、と思い立った。

背負子を立てて、その上に掃除機を乗せてみると、まるであつらえたかのようにピッタリ乗った。

その上背負子に付いている背当てのヒモを掃除機の取っ手に通すと、もうそれだけで掃除機は大人しくそこでじっとしている。

さらに掃除機のホースを通しておく場所もおあつらえ向きだ。

一旦電気を通してみると排気も問題ない。

「何だか良さそうな予感」

使ってみると私の思い描いていたことと、まさに同じ機能だ。

「おーい。ちょっと持ってて」と妻を呼ばなくてもよい。

右手で掃除機の先端スイッチ部分を持ち空いた左手で物を支える。

電源コードは長く出しておくだけのことだ。

脚立に乗ろうと自由になる片手が作業範囲をかなり広くしてくれる。

これで危ない思いをしていた以前とは違い安全に掃除に集中できる。

「やれる」と思うと、あそこもあそこも掃除の段取りをしたくなってきた。