一昨日は春野で計4時間半の作業があり体にも少し筋肉痛が残っていた。
だが草刈りが気になっていた。
朝起きると「雨が降ったんだね」という日が続く。
「よし。草取りしよう」となるのは当然だった。
あまり早く現場に行くとまだ車が止まっているかもしれない。
普通の人の出勤時間まで待って出かけた。
午前8時47分に到着した。
車は無かった。
もしその車が帰って来たり、今日処理できなかった場合の事を考えてその車の駐車位置を最優先にした。
やる気と準備品のおかげで調子よく始めた。
だが時間が経つにつれて太陽は登り気温の上昇の他に体に注がれる陽の強さが堪えてきた。
2時間07分で今日は終了することにした。
もちろん継続することはできる。
でも熱中症で運ばれるなんてカッコ悪すぎる。
翌日は雨。
腿と首筋に筋肉痛がある。
でもどうしても今日やりたい。
雨対策としてはカッパの上下、帽子そして長靴。
帽子を被って、その上にカッパを着てフードを帽子の上に着て洗濯ばさみで帽子のツバに留める。
これで防雨と目の前の視認性が保証される。
支度をしたとたんにザーッと降り出した。
カッパを着ているとオールマイティー感がある。
雨などちっとも邪魔じゃないし濡れないし。
地面に座り込んでチクチクと草を取る。
土ごと取れてくると水溜まりで土を落とす。
一旦バケツに草を入れて上から押す。
するとバケツの形になって袋に入れやすいし小さく固まってくれる。
雨は本当は音がしない。
地面にごく近いところで作業していると大型トラックのタイヤで道路の水を吹き飛ばす音が雨の音だと勘違いしそうになる。
歩道の草も車道脇の水路に入る手前の草も抜いた。
車道の水の流れも良くなったし、だいいち見た目が良くなったから気分は上々だ。
今日は2時間36分で終了した。
「雨も悪くないな」
雨と仲直りした自分が少し大人に成れた気がした。