私の頭は毎回妻が刈ってくれる。
風呂場で裸になって椅子に座る。
叱られてボウズにされる悪ガキのようなシーンである。
いつものように作業は進んでいた。
「あっゴメン。どうしよう・・・・・・?」
妻が泣きそうな顔をした。
また同時に吹き出しそうな顔にも見えた。
バリカンのアタッチメントを間違えてしまった。
6ミリで刈るところ、3ミリでやっちまった。
合わせ鏡で見てみた。
きれいに整った麦畑に車が飛び込んだような跡が着いていた。
「あはは」
自分でも笑えてきた。
「その長さを基準に回りを刈るしかないじゃん」と言った。
「うん。やってみるね」
やっと妻に笑いが戻った。
私の場合は笑っても構わない。
髪の毛などほっといても伸びてくるし私の髪など気にする人などいない。
よく見れば、はっきり分かる程度にカモフラージュできた。
風呂場で裸になって椅子に座る。
叱られてボウズにされる悪ガキのようなシーンである。
いつものように作業は進んでいた。
「あっゴメン。どうしよう・・・・・・?」
妻が泣きそうな顔をした。
また同時に吹き出しそうな顔にも見えた。
バリカンのアタッチメントを間違えてしまった。
6ミリで刈るところ、3ミリでやっちまった。
合わせ鏡で見てみた。
きれいに整った麦畑に車が飛び込んだような跡が着いていた。
「あはは」
自分でも笑えてきた。
「その長さを基準に回りを刈るしかないじゃん」と言った。
「うん。やってみるね」
やっと妻に笑いが戻った。
私の場合は笑っても構わない。
髪の毛などほっといても伸びてくるし私の髪など気にする人などいない。
よく見れば、はっきり分かる程度にカモフラージュできた。
ちょっと失敗したとき妻はすぐに「ああっ」て言ってしまうのでバレてしまいます。
「大丈夫何とかするから」と私がフォローしながらやった覚えがあります。
「髪の毛なんて草みたいなものだ」という子供が二人育ったわけです。
現代では寝癖のついたヘアースタイルにムースで整える?時代ですから。
本音はやはり見せたくない。
「仕上げはおかぁさ~ん~」
で、最終的には、私が見てますが・・・。
・・・・・・当時は思春期で笑ってる場合じゃなかった。
「江戸時代の百姓」というタイトルの髪型が受けましたね。もちろん後で丸刈りにしましたが。
モヒカンはそのままで登校して行きました。