フォーレ レクイエム

フォーレのレクイエムをNHKBSハイビジョン放送で見た。

ミシェルコルボ指揮のシンフォニア　ヴァルソヴィア管弦楽団。

合唱は　ローザンヌ合唱団

この名曲を聴くと必ず飼っていたシュナウザー犬の「カイザー」を思い出す。

なぜ条件反射するようになったかは忘れてしまった。

曲は静かに始まり優雅で気品にあふれる。

天に昇っていく御霊が見えるようだ。

そこに行けばカイザーに会えると思うと死は決して恐くない。

それどころか早く会いたい気もする。

我が家の玄関前でそよ風に吹かれて気持ち良さそうに遠くを見ている。

もう一度この腕に抱き散歩を楽しみたいと思う。

今、窓辺では麿君が野たれ死んでいるかのような格好で陽を浴びて熟睡している。

幸せをくれるなぁと感じた。

タノカンサア

田の神様をオークションで落札し春野に持っていった。

タノカンサアは豊作を祈願し、また感謝するためのシンボルである。

子孫繁栄や村の繁栄を願ったものでもあるらしい。

別に農家として成り立てているわけではない私だが、その形や雰囲気が気に入って購入した。

強いて言えば孫がたくさん出来たら嬉しい。

このところハクビシンやらサルが頻繁に出没していると聞く。

道路上にはサルの落としていった石がごろごろしている。

今年は農作物を自分の手で作ってみたいと思っているが地域の動物のエサになってしまうかもしれない。

収穫を終えタノカンサアの前に置いて喜びを分かち合いたいものだ。