家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ビワ染めのわけ

2023-07-14 13:14:58 | Weblog

先日ビワ染めをしたが、それにはわけがあった。

去年ビワの実を食べようとビワの実の摘果をして、その実には紙の袋で包んでおいた。

ところが、それらの実を全て食べられてしまった。

今年はそうならないように紙の袋ではなく防風ネットでグルグル巻きにしてタイラップで要所要所を留めておいた。

だが野生の動物は、そんなに甘くない。

防風ネットを枝の根元側に引き寄せて中のビワは全て食べてあった。

「もういいよ。毎年食べられちまうならビワは食を諦めて染めにするか」と決断した。

で、ビワは背丈を半分くらいに詰めてしまった。

ビワの葉も茎も存分に使って良い色が出せた。

さてビワ以外にクワの実も食べられた。

クワは自宅にも植えてあるが、春野の実は自宅の倍ほどの大きさもある。

だが甘みは自宅の方が甘い。

自宅で豊富になったクワの実を採って食べているので春野で食べられてもさほど悔しい思いはしていない。

クワの実は赤色から黒色に変化したら食べる。

まだ赤いうちに食すと「ヒエー、酸っぱい」となるが全部食べてあった。

これらは全てハクビシンにやられたものと考えている。

証拠は全くないが木に登ることや上手に手を使っていることなどからそう決めつけた。

それ以外にはアジサイの葉も食べられた。

これはシカであろう。

フェンスの外側にはみ出た分だけ食べてある。

これなら何も文句は言わないのだが。