テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 古美術の入り口へ ―

2019-06-08 22:03:24 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふァふゥッ! さむゥ~いィしゅうまつゥ?」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!梅雨寒だ!)

 こんにちは、ネーさです。
 暑いっ!寒いっ!と体調管理に気を遣う週末は、
 さあ、の~んびりリラックスして
 読書もちょいっとサボり、
 こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  


 
       ―― はじめての古美術鑑賞 ――



 東京・港区の根津美術館にて、
 会期は2019年5月25日~7月7日(月曜休館)、
 『―絵画のテーマ―』と副題が付されています。

「もしやッ、ここにもォ~?」
「ぐるるる?」(←訳:付喪神が?)

 ええ、前回記事では付喪神さんたちが登場する
 小松エメルさん著『つくも神会議』を御紹介しました。
 ……そうね、絵画の付喪神さんがいるとしたら、
 今回のこの企画展会場は
 タイヘンなことになっていそうです。
  
  

「かッ、かまくらァじだいィ~!」
「がるるぐるるる!」(←訳:室町や江戸時代!)

 時代を経た美術品って、
 うん、すごい、すごいよね、
 だけど……難しくって、よく分かんなくない?

 これ何のシーン?
 ここに描かれてるの、だれ?
 この字とか、読めないよ~?

 と、日頃から悩んでいるのは、
 私ネーさだけではないようで。

「おしえてェ、びじゅつかんさんッ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:ご教授ください!)

 はい、日本の古美術に関する
 数多の《?》に応えるべく、
 根津美術館の学芸員さんたちは
 立ち上がりました。

  

 西洋の絵画には、たとえば
 “聖母さまの衣は青色”
 といった約束事(決まりごと)が存在します。

 そして日本美術にも、
 約束事、定型、暗喩などが
 しっかり存在するんですね。

 上の画像に描かれている
 『茄子&根菜』が意味するのは
 『子孫繁栄』。

 『平安貴族』の『雪玉遊び』と来れば、
 『源氏物語』。

「なァるほどォ♪」
「がるるぐるる~!」(←訳:クイズみたい~!)

  

 ↑こちらは、
 『猿&蟹』で、立身出世。

 『巻物&笑顔』は
 《寒山拾得》で知られる唐代の僧『寒山』さん。

「なんとなァ~くゥ」
「ぐるるがるっるるる?」(←訳:コツが分かってきた?)

 敷居が高い、地味で難解、と思われがちな日本美術。
 でも、親切な解説や展示方法に助けてもらえたら、
 古美術が身近になっちゃうかも?
 好きになったりしちゃうかも?

 講演会やスライドレクチャー、
 特別催事『落語を聴く会』など
 イベントも予定されている企画展へ、
 ビギナーさんもベテランさんも、
 アート好きな皆々さま、
 ぜひ、お出かけしてみてくださいね♫
 





   では、ここでオマケ画像も、じゃじゃん!
   
   『㈱志満秀』さんの
   《クアトロえびチーズ》は、
   ……えびせんべい?
   「うきゃッ!はではでッ!」
   「がるるるるぐるるる!」(←訳:派手だけど美味しい!)
   チーズ系のお菓子が好きな御方におすすめのおやつは、
   冷たい飲み物、よりも
   熱い抹茶入り玄米茶が合いそうです。

   天候不安定な梅雨時、
   塩分も水分もちゃぁんと摂って、
   皆さま、どうか穏やかな休日を♪
   
  
   
   
コメント
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