「こんにちわッ、テディちゃでス!
なつかしのォ、ほォーむずゥさんッ!」
「がるる!ぐるっるる~!」(←訳:虎です!始まったよ~!)
こんにちは、ネーさです。
昨日8月11日夜9時からBSプレミアムにて
グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』が
放送開始となりました♪
来週の『踊る人形』も楽しみにしながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 聖地と日本人 ――
著者は小松和彦(こまつ・かずひこ)さん、
2021年3月に発行されました。
今はちょうど
お盆シーズンに当たりますものの……。
「ことしもォ、またァ~」
「ぐるるる?」(←訳:帰れない?)
そうですねえ……
去年、そして今年2021年もまた、
自由な帰省旅行は難しい状況となっています。
こんなときは、
《聖地》と呼ばれ、
古代の日本人が特別視した場所へ、
紙上旅行をしてみましょう。
「たとえばァ~…くらまやまッ?」
「がるぐる?」(←訳:なぜ鞍馬?)
この御本の中で
著者・小松さんが取り上げているのは、
《能楽》
《謡曲》
の舞台となった24の場所です。
プロローグに続いての、
本文の一番手で紹介されているのは、
『鞍馬・僧正ヶ谷』。
鞍馬山(くらまやま)と聞けば、
牛若丸伝説ゆかりの地、ですよね。
「ふァいッ! ひるゥなおォくらいィ~」
「ぐるるるるがる!」(←訳:天狗さんのお山!)
同じく天狗さまの住処として知られる
『愛宕山』。
或いは、
酒呑童子の隠れ家とされる
『大江山・千丈ヶ獄』。
魔物ではなくて
神仙の気配がするのは、
湖に浮かぶ『竹生島』。
桜の名所『吉野』。
死と再生の霊地『熊野』。
「うわわッ? あれはッ!」
「がるるる~!」(←訳:逃げよう~!)
鬼が旅人を罠にかける
『安達ケ原』。
安珍と清姫の物語は、
『日高川』。
「ききおぼえェ~ありまスゥ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:名場面ありありと!)
”あちら側”につながっていそうな、
深山幽谷。
”あちら側”への扉が隠されていそうな、
奇岩奇景。
それは、
《奥》
でると、小松さんは指摘します。
《奥》には果てがなく、
どこまでも深い。
「にんげんはァ、そういうゥところにィ~」
「がるるるるるるぅる!」(←訳:惹きつけられちゃう!)
《聖地》という、
定義しやすそうでいて、
実に捉えにくいもの。
お盆の季節に、
ふっと想像してみたり、
記憶をさかのぼってみるきっかけにもなりそうな
歴史ノンフィクション作品です。
日本史好きな活字マニアさんに
特におすすめですので、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
なつかしのォ、ほォーむずゥさんッ!」
「がるる!ぐるっるる~!」(←訳:虎です!始まったよ~!)
こんにちは、ネーさです。
昨日8月11日夜9時からBSプレミアムにて
グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』が
放送開始となりました♪
来週の『踊る人形』も楽しみにしながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 聖地と日本人 ――
著者は小松和彦(こまつ・かずひこ)さん、
2021年3月に発行されました。
今はちょうど
お盆シーズンに当たりますものの……。
「ことしもォ、またァ~」
「ぐるるる?」(←訳:帰れない?)
そうですねえ……
去年、そして今年2021年もまた、
自由な帰省旅行は難しい状況となっています。
こんなときは、
《聖地》と呼ばれ、
古代の日本人が特別視した場所へ、
紙上旅行をしてみましょう。
「たとえばァ~…くらまやまッ?」
「がるぐる?」(←訳:なぜ鞍馬?)
この御本の中で
著者・小松さんが取り上げているのは、
《能楽》
《謡曲》
の舞台となった24の場所です。
プロローグに続いての、
本文の一番手で紹介されているのは、
『鞍馬・僧正ヶ谷』。
鞍馬山(くらまやま)と聞けば、
牛若丸伝説ゆかりの地、ですよね。
「ふァいッ! ひるゥなおォくらいィ~」
「ぐるるるるがる!」(←訳:天狗さんのお山!)
同じく天狗さまの住処として知られる
『愛宕山』。
或いは、
酒呑童子の隠れ家とされる
『大江山・千丈ヶ獄』。
魔物ではなくて
神仙の気配がするのは、
湖に浮かぶ『竹生島』。
桜の名所『吉野』。
死と再生の霊地『熊野』。
「うわわッ? あれはッ!」
「がるるる~!」(←訳:逃げよう~!)
鬼が旅人を罠にかける
『安達ケ原』。
安珍と清姫の物語は、
『日高川』。
「ききおぼえェ~ありまスゥ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:名場面ありありと!)
”あちら側”につながっていそうな、
深山幽谷。
”あちら側”への扉が隠されていそうな、
奇岩奇景。
それは、
《奥》
でると、小松さんは指摘します。
《奥》には果てがなく、
どこまでも深い。
「にんげんはァ、そういうゥところにィ~」
「がるるるるるるぅる!」(←訳:惹きつけられちゃう!)
《聖地》という、
定義しやすそうでいて、
実に捉えにくいもの。
お盆の季節に、
ふっと想像してみたり、
記憶をさかのぼってみるきっかけにもなりそうな
歴史ノンフィクション作品です。
日本史好きな活字マニアさんに
特におすすめですので、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪