「こんにちわッ、テディちゃでス!
わわわうゥ! ひなんッじょうほうゥ??」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!怖いよ~!)
こんにちは、ネーさです。
今日8月15日は、ここ東京・八王子市も豪雨に襲われ、
大変な一日となりました……
ようやく雨足が静まってきたところで、
気持ちを落ち着かせるためにも、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 新選組 滅びの美学 ――
中央公論新社MOOKより、2021年1月に発行されました。
オリンピックのため休止となっていた
大河ドラマ『青天を衝け』が放送再開を祝し、
ドラマ内でも見せ場をさらった
《新選組》さんに登場していただきましょう♪
「こんどうゥさァ~んッ!」
「ぐるが~る!」(←訳:土方さ~ん!)
新選組――
“人斬り集団”などとも呼ばれ、
蔑まれ、嘲られたこともありましたけれども、
風向きが変わったのは
司馬遼太郎さん著『燃えよ剣』が
世に出た1972年頃からでしょうか。
以来、
《新選組》への嫌悪感は薄れ、
数多の映画、ドラマ、小説、コミックなどでも、
共鳴&共感をもって
隊士さんたちの姿が描かれるようになったのは、
私たち多摩っ子にとっては
嬉しい限りです。
「おきたァさんもッ!」
「がるるるる!」(←訳:山南さんも!)
この御本では、
組織としての体制が整い、
京都での活動を強化していった時期以降の
《新選組》の歴史が紹介されています。
いやーそれにしても、
幕末の資料って
けっこう残っているのねえ。
資料をもとに作成された
池田屋襲撃ルート図とか、
金門の変の攻防MAPとか、
よくぞここまで解析を、と
私ネーさ、感心してしまいました。
あ、写真資料はね、
さすがに限定的ですけれど……。
「あのォゆうめいィなァ~!」
「ぐるるるるがるぐる!」(←訳:土方さんの肖像写真!)
本文は、
第1章『京都の新選組 十五大事件』
第2章『新選組大解剖』
第3章『落日の新選組』
第4章『幕末史』
という構成で、
ああ、第3章から後……
近藤さんを喪った土方さんの、
孤軍奮闘とも言える北上の日々が
読んでいてつらい……。
「おいつめェられるゥ~!」
「がるぐる……!」(←訳:戦況不利……!)
歴史にIF(もしも)はない、
とされるものの、
想像せずにはいられません。
もしも、幕府が倒れなかったら?
将軍慶喜の下、
直属警備隊としてか、
徳川の軍組織の一員としてか、
《新選組》は存続していったのか。
新たな政治体制の中で、
彼らの軍事能力が
活かされる日が来ただろうか。
「むむゥ! それはァ~…」
「ぐるるるがる!」(←訳:解答不能です!)
好奇心とイマジネーションを
きりきりっと刺激されるMOOK本は、
図版資料が多いためでしょうか、
文章中心のノンフィクション本よりも
全体像を理解しやすいかもしれません。
《新選組》好きな方々、
歴史マニアさん、
そして『青天を衝け』ファンの方々に
おすすめの一冊ですよ。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
わわわうゥ! ひなんッじょうほうゥ??」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!怖いよ~!)
こんにちは、ネーさです。
今日8月15日は、ここ東京・八王子市も豪雨に襲われ、
大変な一日となりました……
ようやく雨足が静まってきたところで、
気持ちを落ち着かせるためにも、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 新選組 滅びの美学 ――
中央公論新社MOOKより、2021年1月に発行されました。
オリンピックのため休止となっていた
大河ドラマ『青天を衝け』が放送再開を祝し、
ドラマ内でも見せ場をさらった
《新選組》さんに登場していただきましょう♪
「こんどうゥさァ~んッ!」
「ぐるが~る!」(←訳:土方さ~ん!)
新選組――
“人斬り集団”などとも呼ばれ、
蔑まれ、嘲られたこともありましたけれども、
風向きが変わったのは
司馬遼太郎さん著『燃えよ剣』が
世に出た1972年頃からでしょうか。
以来、
《新選組》への嫌悪感は薄れ、
数多の映画、ドラマ、小説、コミックなどでも、
共鳴&共感をもって
隊士さんたちの姿が描かれるようになったのは、
私たち多摩っ子にとっては
嬉しい限りです。
「おきたァさんもッ!」
「がるるるる!」(←訳:山南さんも!)
この御本では、
組織としての体制が整い、
京都での活動を強化していった時期以降の
《新選組》の歴史が紹介されています。
いやーそれにしても、
幕末の資料って
けっこう残っているのねえ。
資料をもとに作成された
池田屋襲撃ルート図とか、
金門の変の攻防MAPとか、
よくぞここまで解析を、と
私ネーさ、感心してしまいました。
あ、写真資料はね、
さすがに限定的ですけれど……。
「あのォゆうめいィなァ~!」
「ぐるるるるがるぐる!」(←訳:土方さんの肖像写真!)
本文は、
第1章『京都の新選組 十五大事件』
第2章『新選組大解剖』
第3章『落日の新選組』
第4章『幕末史』
という構成で、
ああ、第3章から後……
近藤さんを喪った土方さんの、
孤軍奮闘とも言える北上の日々が
読んでいてつらい……。
「おいつめェられるゥ~!」
「がるぐる……!」(←訳:戦況不利……!)
歴史にIF(もしも)はない、
とされるものの、
想像せずにはいられません。
もしも、幕府が倒れなかったら?
将軍慶喜の下、
直属警備隊としてか、
徳川の軍組織の一員としてか、
《新選組》は存続していったのか。
新たな政治体制の中で、
彼らの軍事能力が
活かされる日が来ただろうか。
「むむゥ! それはァ~…」
「ぐるるるがる!」(←訳:解答不能です!)
好奇心とイマジネーションを
きりきりっと刺激されるMOOK本は、
図版資料が多いためでしょうか、
文章中心のノンフィクション本よりも
全体像を理解しやすいかもしれません。
《新選組》好きな方々、
歴史マニアさん、
そして『青天を衝け』ファンの方々に
おすすめの一冊ですよ。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪