「こんにちわッ、テディちゃでス!
とォ~けェ~ちゃうゥ~!」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!超残暑!)
こんにちは、ネーさです。
8月終盤にしてはキツ過ぎる残暑……
アイスクリームで元気を補給しながら、
さあ、の~んびり読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 占い日本茶カフェ《迷い猫》 ――
著者は標野凪(しめの・なぎ)さん、
2021年3月に発行されました。
『Fortune-telling japanese tea cafe』
と英語題名が付されています。
カフェ――
というと、小粋な外観とメニューの、
『ドゥマゴ』『アンジェリーナ』『ラデュレ』等の
名前が思い浮かびますが、
そんなお店とはちょっと違って。
“旅するカフェ“
だって有るんです。
「ももッ、もしかしてェ~?」
「ぐるるがる?」(←訳:お店が動く?)
如月(きさらぎ)たんぽぽ さんは、
日本茶カフェのオーナーさん……でした。
以前は、東京都内の
昔ながらの石畳の残る街で、
古い民家を借りて、
カフェを営んでいたのです。
その建物が老巧化のため
取り壊されることになり、
新しい場所を、と探してみたものの、
頃合いの物件が見つかりません。
そこで、たんぽぽさん、考えました。
「ばしょがァ、ないィのならァ~…」
「がるるるるぐる?」(←訳:出向くのはどう?)
《出張カフェ承ります。
どこへでも
お道具箱ひとつで参上します》
自分のお店のSNSに
こう書いてみたところ、
依頼がちらほら舞い込んできたではありませんか♫
「むふふゥ! やってみるものォでス!」
「ぐるるぅがる!」(←訳:旅カフェ開始!)
出張日本茶カフェを
旗上げしてから3年、
たんぽぽさんのカフェは
少しずつ知られるようになってゆき。
今日はなんと、
福岡市にあるギャラリーへの出張です。
「おみずゥ、よしっ!」
「がるうるぐるるるがる!」(←訳:お茶とお菓子もよし!)
ただお茶を供するだけではなく、
招かれた市や町で作られる
銘茶・銘菓と、
その土地のお水で
お茶を淹れる。
そして、
お茶を淹れながらお喋りをして、
望まれれば
占いもする。
福岡へ、
仙台へ、
島根へ、
奈良へ、
静岡や東京で。
出張しては
お茶を振る舞うたんぽぽさんの、
頼もしい相棒は
ハチワレ猫の、つづみ くんです。
「ふァ? にゃんこがァ、あいぼうゥ?」
「ぐるがるるる?」(←訳:猫も旅するの?)
お家に籠もるより、
たんぽぽさんと一緒に旅をするのが
大好きだという、つづみくん。
実は、たんぽぽさんの旅には、
もうひとつ、目的があります。
或るモノを探して。
旅をして、ゆく先々で訊ねてみれば、
それを見つけることが出来るかもしれない。
在り処を知っているに会えるかもしれない。
「みつかるとォ、いいなァ~…」
「がるるぐるる~…」(←訳:探訪の旅かあ~…)
江戸時代、
茶の世界にその人ありと謳われた
売茶翁(ばいさおう)へのオマージュと、
現代のお茶の知識を織り込まれた
たんぽぽさんの旅暮らし。
読んでいると
無性にお茶が恋しくなる物語は、
お茶好きな御方に、
占い好きな方々にも、
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
とォ~けェ~ちゃうゥ~!」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!超残暑!)
こんにちは、ネーさです。
8月終盤にしてはキツ過ぎる残暑……
アイスクリームで元気を補給しながら、
さあ、の~んびり読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 占い日本茶カフェ《迷い猫》 ――
著者は標野凪(しめの・なぎ)さん、
2021年3月に発行されました。
『Fortune-telling japanese tea cafe』
と英語題名が付されています。
カフェ――
というと、小粋な外観とメニューの、
『ドゥマゴ』『アンジェリーナ』『ラデュレ』等の
名前が思い浮かびますが、
そんなお店とはちょっと違って。
“旅するカフェ“
だって有るんです。
「ももッ、もしかしてェ~?」
「ぐるるがる?」(←訳:お店が動く?)
如月(きさらぎ)たんぽぽ さんは、
日本茶カフェのオーナーさん……でした。
以前は、東京都内の
昔ながらの石畳の残る街で、
古い民家を借りて、
カフェを営んでいたのです。
その建物が老巧化のため
取り壊されることになり、
新しい場所を、と探してみたものの、
頃合いの物件が見つかりません。
そこで、たんぽぽさん、考えました。
「ばしょがァ、ないィのならァ~…」
「がるるるるぐる?」(←訳:出向くのはどう?)
《出張カフェ承ります。
どこへでも
お道具箱ひとつで参上します》
自分のお店のSNSに
こう書いてみたところ、
依頼がちらほら舞い込んできたではありませんか♫
「むふふゥ! やってみるものォでス!」
「ぐるるぅがる!」(←訳:旅カフェ開始!)
出張日本茶カフェを
旗上げしてから3年、
たんぽぽさんのカフェは
少しずつ知られるようになってゆき。
今日はなんと、
福岡市にあるギャラリーへの出張です。
「おみずゥ、よしっ!」
「がるうるぐるるるがる!」(←訳:お茶とお菓子もよし!)
ただお茶を供するだけではなく、
招かれた市や町で作られる
銘茶・銘菓と、
その土地のお水で
お茶を淹れる。
そして、
お茶を淹れながらお喋りをして、
望まれれば
占いもする。
福岡へ、
仙台へ、
島根へ、
奈良へ、
静岡や東京で。
出張しては
お茶を振る舞うたんぽぽさんの、
頼もしい相棒は
ハチワレ猫の、つづみ くんです。
「ふァ? にゃんこがァ、あいぼうゥ?」
「ぐるがるるる?」(←訳:猫も旅するの?)
お家に籠もるより、
たんぽぽさんと一緒に旅をするのが
大好きだという、つづみくん。
実は、たんぽぽさんの旅には、
もうひとつ、目的があります。
或るモノを探して。
旅をして、ゆく先々で訊ねてみれば、
それを見つけることが出来るかもしれない。
在り処を知っているに会えるかもしれない。
「みつかるとォ、いいなァ~…」
「がるるぐるる~…」(←訳:探訪の旅かあ~…)
江戸時代、
茶の世界にその人ありと謳われた
売茶翁(ばいさおう)へのオマージュと、
現代のお茶の知識を織り込まれた
たんぽぽさんの旅暮らし。
読んでいると
無性にお茶が恋しくなる物語は、
お茶好きな御方に、
占い好きな方々にも、
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪