「こんにちわッ、テディちゃでス!
わきゃきゃッ♪ かわゆいィ~!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ころころだねえ!)
こんにちは、ネーさです。
上野の双子パンダちゃんたちが生後2カ月となり、
公開された画像のまあ可愛いこと♪
パンちゃんたちよ元気に大きくなれ!
というエールも込めて、
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♫
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―― 夜の獣医さん ――
著者は高橋うらら さん、2021年6月に発行されました。
『往診専門の動物病院』と副題が付されています。
「ふむむゥ? おうしんッというゥことはァ~…」
「ぐるるるるるる!」(←訳:来てくれるんだ!)
梅原英輝(うめはら・ひでき)さんは、
『梅原動物病院』の獣医師さんです。
『梅原動物病院』の診療時間は
一般的な動物病院とは少し違っていて、
夜間だけ。
しかも、往診を専門としています。
「それッ、いいかもィしれないィでス!」
「がるるるるぐるがる!」(←訳:いろいろな点で安心!)
ワンコたちニャンコたちにとって、
動物病院は鬼門のようなもの。
診察台、怖い!
注射、怖い!
触られるのも、怖い!
とにかく怖い!
と、怖さが倍増しして、ガクブル。
血圧だって上がってしまいます。
けれど、自分のお家でなら、
ガクブルパニックはそうそう起きません。
大嫌いな病院へ
無理矢理引きずってゆかれるよりは、
身体にかかるストレスも少なくて済みます。
という次第で、
お家にやって来てくれる梅原先生は、
動物たちにとっても
飼い主さんにとっても、
ありがた~い存在なんですね。
「ひッぱりィ~だこッ!」
「ぐるる!」(←訳:大人気!)
第一章の
『こんばんは。梅原動物病院です。』では、
梅原先生が動物病院を開くまでの
半生記を。
そして、
第二章の
『梅原先生の患者さんたち』では、
梅原先生が往診したベスさん(ネコ)、
ペコさん(イヌ)、
ブンさん(ウサギ)、
ステラさん(ハリネズミ)他、
患者さん&ご家族さんと
梅原先生の出会いが描かれています。
「わんこもォ、にゃんこもォ~」
「がるるぐるるるがる~」(←訳:病気はつらいよねえ~)
往診していただいて、
快復したり、
寿命が延びたり。
動物たちの症状はそれぞれに切実で、
早く良くなっておくれ!
きっと元気に!
と願わずにはいられません。
そして、
紹介されているエピソードの中で、
最も考えさせられたのは、
ウサギさんについての
或るお話です。
それは――
《ウサギは、誕生日に具合が悪くなる》。
「ふァ??」
「ぐるるるがる?」(←訳:どういうこと?)
誕生日は、特別な日。
特別な日のお祝いにと、
美味しい果物やおやつ、
御馳走をたくさん振る舞われて。
それをムシャムシャと食欲のまま
食べていったら……?
「うむむゥ! なァるほどッ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:お腹こわすよう!)
ウサギに対してばかりじゃないわよね、
そう考えちゃうのは。
ワンコだってニャンコだって、
お誕生日くらい大盤振る舞いしたり、
スペシャルな好物を山盛りにして
食べさせてあげたい……けれど。
ううむ、
それは人間のエゴであったのか……。
「はらァはちぶんめッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:暴飲暴食NG!)
ウサギのみならず、
すべての生きものに当てはまりそうな
腹八分目の格言。
治療をする側、
治療を受ける側、
両サイドから語られる
医療のかたち。
講談社青い鳥文庫から
刊行されているこの御本は、
少年少女向けではありますが、
大人な活字マニアさんにも
おすすめのノンフィクション作品です。
今夜も小さな患者さんのために
車を走らせる梅原先生を思い浮かべつつ、
皆さま、ぜひ、一読を♪
わきゃきゃッ♪ かわゆいィ~!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ころころだねえ!)
こんにちは、ネーさです。
上野の双子パンダちゃんたちが生後2カ月となり、
公開された画像のまあ可愛いこと♪
パンちゃんたちよ元気に大きくなれ!
というエールも込めて、
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♫
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―― 夜の獣医さん ――
著者は高橋うらら さん、2021年6月に発行されました。
『往診専門の動物病院』と副題が付されています。
「ふむむゥ? おうしんッというゥことはァ~…」
「ぐるるるるるる!」(←訳:来てくれるんだ!)
梅原英輝(うめはら・ひでき)さんは、
『梅原動物病院』の獣医師さんです。
『梅原動物病院』の診療時間は
一般的な動物病院とは少し違っていて、
夜間だけ。
しかも、往診を専門としています。
「それッ、いいかもィしれないィでス!」
「がるるるるぐるがる!」(←訳:いろいろな点で安心!)
ワンコたちニャンコたちにとって、
動物病院は鬼門のようなもの。
診察台、怖い!
注射、怖い!
触られるのも、怖い!
とにかく怖い!
と、怖さが倍増しして、ガクブル。
血圧だって上がってしまいます。
けれど、自分のお家でなら、
ガクブルパニックはそうそう起きません。
大嫌いな病院へ
無理矢理引きずってゆかれるよりは、
身体にかかるストレスも少なくて済みます。
という次第で、
お家にやって来てくれる梅原先生は、
動物たちにとっても
飼い主さんにとっても、
ありがた~い存在なんですね。
「ひッぱりィ~だこッ!」
「ぐるる!」(←訳:大人気!)
第一章の
『こんばんは。梅原動物病院です。』では、
梅原先生が動物病院を開くまでの
半生記を。
そして、
第二章の
『梅原先生の患者さんたち』では、
梅原先生が往診したベスさん(ネコ)、
ペコさん(イヌ)、
ブンさん(ウサギ)、
ステラさん(ハリネズミ)他、
患者さん&ご家族さんと
梅原先生の出会いが描かれています。
「わんこもォ、にゃんこもォ~」
「がるるぐるるるがる~」(←訳:病気はつらいよねえ~)
往診していただいて、
快復したり、
寿命が延びたり。
動物たちの症状はそれぞれに切実で、
早く良くなっておくれ!
きっと元気に!
と願わずにはいられません。
そして、
紹介されているエピソードの中で、
最も考えさせられたのは、
ウサギさんについての
或るお話です。
それは――
《ウサギは、誕生日に具合が悪くなる》。
「ふァ??」
「ぐるるるがる?」(←訳:どういうこと?)
誕生日は、特別な日。
特別な日のお祝いにと、
美味しい果物やおやつ、
御馳走をたくさん振る舞われて。
それをムシャムシャと食欲のまま
食べていったら……?
「うむむゥ! なァるほどッ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:お腹こわすよう!)
ウサギに対してばかりじゃないわよね、
そう考えちゃうのは。
ワンコだってニャンコだって、
お誕生日くらい大盤振る舞いしたり、
スペシャルな好物を山盛りにして
食べさせてあげたい……けれど。
ううむ、
それは人間のエゴであったのか……。
「はらァはちぶんめッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:暴飲暴食NG!)
ウサギのみならず、
すべての生きものに当てはまりそうな
腹八分目の格言。
治療をする側、
治療を受ける側、
両サイドから語られる
医療のかたち。
講談社青い鳥文庫から
刊行されているこの御本は、
少年少女向けではありますが、
大人な活字マニアさんにも
おすすめのノンフィクション作品です。
今夜も小さな患者さんのために
車を走らせる梅原先生を思い浮かべつつ、
皆さま、ぜひ、一読を♪