テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ パリの空の下 ~

2021-08-26 22:06:52 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぱりィ~♪」
「がるる!ぐる!」(←訳:虎です!パリ!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい、パリ!
 本日の読書タイムは、
 前回記事でもちょこっと言及しました
 『パリ万博』からのつながりで、
 パリをテーマにした一冊を御紹介いたしますよ。
 さあ、こちらを、どうぞ~♫

  



 ―― パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間 ――



 著者は とのまりこ さん、2021年5月に発行されました。
 『誰にでもすぐに真似できる
  シンプルシックで心地よい暮らし』
 と副題が付されています。

 19世紀の美術史・文化史上で
 エポックメーキングとなったパリ万博から、
 時代は21世紀へ――

 さて、現在のパリは、
 そしてパリに住む人々は、
 どんな暮らしをしているかというと?

「おたかいィ~のでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:お家賃高騰中!)

 花の都パリの不動産事情は、
 東京を上回るタイヘンぶり、のようです。

 借りるのも買うのも、お高い。
 建物は古くて、
 エレベーターがないところも多く、
 備品はしょっちゅう壊れちゃったり。
 しかも、
 修理を頼んでも
 業者さんはなかなか来てくれない?

「……でもォ~…」
「がるるるるるぐる!」(←訳:住んでみたいよね!)

 ヘアメイク&フォトエッセイストである
 著者・とのまりこさんは、
 2003年に渡仏、
 今は御夫君と小さなお子さん、
 犬のバブーくんもも加わった
 3人+1匹家族で、
 パリのアパルトマンで暮らしています。

 そこは、
 パリの絶景が窓外に広がる
 建物の最上階。

 バルコニーに出れば、
 街の喧騒が聞こえ、
 ピカソさんや藤田嗣治さんも目にした
 芸術の都の情景が目に飛び込んできます。

「きらめくゥ~ともしびィ!」
「ぐるるる!」(←訳:夕焼け空!)

 うわあ♫なんてステキ♪
 と羨望の溜め息をしてしまうこのアパルトマン、
 広さは35m²――

 日本風に言うなら、
 1Kでバス・トイレ付き、
 とのさん御自身も
 『とても小さな空間です』
 と記していますが、
 いえ、それより。

 なんと気持ちの良いお部屋でしょうか。

 《基本は白&ナチュラルベース》
 《ごちゃごちゃ感をプラスしてパリっぽく》
 《古い物×新しい物のミックスがオシャレ》
 《鏡使いで明るく広く》

 などを心掛けつつ、
 自分たちの手で、
 住居を造り上げてゆく……。

「てづくりィ、だいすきィ!」
「がるるるーるぅ!」(←訳:ブリコラージュ!)

 ブリコラージュとは
 フランス語でDIYを意味する言葉で、
 チビッ子たちも大人たちも、
 身の周りの小物を作ったり、
 家具を修繕したり、
 大々的な部屋のリフォームまでも
 自力でやってのけるほど
 広く浸透しています。

 そんな“自力パワー“と、
 蚤の市などで見つけた
 ちょっぴり古くても可愛いモノたちとの
 融合と調和。

 カッコいいなあ!
 学ばなくては!
 という思いがふつふつと
 湧いてきますね。

「おしゃしんッもォ、おしゃれェでス!」
「ぐるがるるぅ~!」(←訳:絵になるなぁ~!)

 《パリの暮らし》の見本帖は、
 インテリア好きな方々に、
 フランス好きな方々にも
 おすすめですよ。
 
 そして、
 もっとパリの生活を知りたくなったなら、
 とのさん御夫妻が経営する
 フランス雑貨のお店『ぼわっと』の
 HPやSNSもおすすめですので、
 ぜひ、覗いてみてくださいな~♪
 
 
 
 
コメント
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