「こんにちわッ、テディちゃでス!
どろろォ~んッ!」
「がるる!ぐぅーるるるる!」(←訳:虎です!ヒュードロドロ!)
こんにちは、ネーさです。
夏休みも後半になって、
8月下旬の“名物”といえば
……《怪談》!
という訳で、本日の読書タイムは、
怖~いモノ続出の
↓こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― ゴーストタウン 冥界のホームズ ――
著者は柳広司(やなぎ・こうじ)さん、
原案は竹清仁(たけきよ・ひとし)さん、
2021年7月に発行されました
『Sherlock Holmes in the Ghost Town』と
英語題名が付されています。
「ふァ? めいかいィ~…??」
「ぐーるるがるる??」(←訳:ゴーストタウン??)
先日は『アンブレイカブル』を御紹介しましたし、
《ジョーカーゲーム》シリーズで大人気の作家・柳さんが、
あららららら?
作風をがらりっとチェンジして、
名探偵ホームズさんのパロディ作品に挑戦?
しかも、それが……
トンデモ系!?!
「ほほほッ、ほォーむずゥさんとォ、
わとすんはかせェがッ!」
「がる~??」(←訳:転生~??)
猛烈な頭痛の中、
ジョン・H・ワトスン博士は
目を覚ましました。
ここは、ベーカー街221B、
勝手知ったる我が下宿……じゃない?
そっくりだけど、
何かが違う?
バイオリンを弾くホームズの姿も……
え? ええ?
ええええっ!
「ぎゃあああァ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:ドクロぉ!)
これはいったいどうしたことか――
ワトスン博士は目を疑います。
ホームズさんの顔が、
髑髏(どくろ)に?
でもって、
ワトスンさん自身も、
黒犬に?
「げんかくゥでスかッ?」
「がるるぐるっる?」(←訳:何かのトリック?)
面喰うワトスン博士に
ホームズさんは説明します。
ここは、死者の街(ゴーストタウン)。
狼男や蛇女、
吸血鬼、ドラゴン、
さまざまな怪物たちが行き交う
死後の世界……
「そうゥいわれてもォ!」
「ぐるる!」(←訳:怖いし!)
おののき、困惑するワトスン博士とは反対に、
ホームズさん上機嫌です。
なぜなら、
謎を抱えた依頼人たちが
玄関前に行列を作っていて、
整理券まで配られるほど。
ここでの生活に退屈は無い。
解くべき謎が
数限りなくあるのなら、
それはホームズさんにとって理想郷。
ゴーストタウン大歓迎♪なのです。
「ふァ~…それはァ~…」
「がーるるるるぐるるる~」(←訳:ホームズさんらしいね~)
ランナーズハイや
クライマーズハイがあるように、
現在のホームズさんは、
クライムハイ状態。
ワトスン博士は歓迎どころか、
警戒心ばかりが膨らんでゆくのですが、
案の定、
異変が――
いえ、事件が!
「むむゥ! やぱりィ!」
「ぐるるるがるる・」(←訳:アイツもここに?)
ええ?
これって本当に柳さんの作品?
『アンブレイカブル』を書いた人がこれを??
と仰天させられもしますが、
黄泉の国の名探偵さんも
なかなかに魅力的です。
ファンタジーの妙味と、
謎解きの愉しみと、
ちょっとホラーなテイストも加えての、
奇妙奇怪な異色作を、
ホームズさんファンの皆さま、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
どろろォ~んッ!」
「がるる!ぐぅーるるるる!」(←訳:虎です!ヒュードロドロ!)
こんにちは、ネーさです。
夏休みも後半になって、
8月下旬の“名物”といえば
……《怪談》!
という訳で、本日の読書タイムは、
怖~いモノ続出の
↓こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

―― ゴーストタウン 冥界のホームズ ――
著者は柳広司(やなぎ・こうじ)さん、
原案は竹清仁(たけきよ・ひとし)さん、
2021年7月に発行されました
『Sherlock Holmes in the Ghost Town』と
英語題名が付されています。
「ふァ? めいかいィ~…??」
「ぐーるるがるる??」(←訳:ゴーストタウン??)
先日は『アンブレイカブル』を御紹介しましたし、
《ジョーカーゲーム》シリーズで大人気の作家・柳さんが、
あららららら?
作風をがらりっとチェンジして、
名探偵ホームズさんのパロディ作品に挑戦?
しかも、それが……
トンデモ系!?!
「ほほほッ、ほォーむずゥさんとォ、
わとすんはかせェがッ!」
「がる~??」(←訳:転生~??)
猛烈な頭痛の中、
ジョン・H・ワトスン博士は
目を覚ましました。
ここは、ベーカー街221B、
勝手知ったる我が下宿……じゃない?
そっくりだけど、
何かが違う?
バイオリンを弾くホームズの姿も……
え? ええ?
ええええっ!
「ぎゃあああァ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:ドクロぉ!)
これはいったいどうしたことか――
ワトスン博士は目を疑います。
ホームズさんの顔が、
髑髏(どくろ)に?
でもって、
ワトスンさん自身も、
黒犬に?
「げんかくゥでスかッ?」
「がるるぐるっる?」(←訳:何かのトリック?)
面喰うワトスン博士に
ホームズさんは説明します。
ここは、死者の街(ゴーストタウン)。
狼男や蛇女、
吸血鬼、ドラゴン、
さまざまな怪物たちが行き交う
死後の世界……
「そうゥいわれてもォ!」
「ぐるる!」(←訳:怖いし!)
おののき、困惑するワトスン博士とは反対に、
ホームズさん上機嫌です。
なぜなら、
謎を抱えた依頼人たちが
玄関前に行列を作っていて、
整理券まで配られるほど。
ここでの生活に退屈は無い。
解くべき謎が
数限りなくあるのなら、
それはホームズさんにとって理想郷。
ゴーストタウン大歓迎♪なのです。
「ふァ~…それはァ~…」
「がーるるるるぐるるる~」(←訳:ホームズさんらしいね~)
ランナーズハイや
クライマーズハイがあるように、
現在のホームズさんは、
クライムハイ状態。
ワトスン博士は歓迎どころか、
警戒心ばかりが膨らんでゆくのですが、
案の定、
異変が――
いえ、事件が!
「むむゥ! やぱりィ!」
「ぐるるるがるる・」(←訳:アイツもここに?)
ええ?
これって本当に柳さんの作品?
『アンブレイカブル』を書いた人がこれを??
と仰天させられもしますが、
黄泉の国の名探偵さんも
なかなかに魅力的です。
ファンタジーの妙味と、
謎解きの愉しみと、
ちょっとホラーなテイストも加えての、
奇妙奇怪な異色作を、
ホームズさんファンの皆さま、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪