「こんにちわッ、テディちゃでス!
だいいどうゥ、ふたたびィ?」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!ジロは本土へ!)
こんにちは、ネーさです。
ジロ・ディ・イタリアはシチリア島エトナ山での山岳ステージを終え、
選手さんたちのイタリア本土移動に伴って周辺は大渋滞になりました。
このシチリア大脱出は、明日以降のレースに影響するのでしょうか?
ちょっと心配……いえ、大いに心配しつつも、
はい、今日も読書タ~イム!
本日は、こちらのミステリ作品を、どうぞ~♪
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―― 特捜部Q ―自撮りする女たち― ――
著者はユッシ・エズラ・オールスンさん、原著は2016年に、
日本語版は2018年1月に発行されました。
原題は『SELFIES』、
本国デンマークを始め、欧州で大人気の
《特捜部Q》シリーズの、第7作目です。
「ひゃふふゥ! とくそうぶゥ、とうじょうゥでス!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:難事件ならお任せ!)
コペンハーゲン警察内に設けられた、
特捜部Q――
未解決のままの事件を専門とする
この部署を率いるのは、
カール・マーク警部補。
アシスタントのアサドさん、ローセさん、ゴードンさんと
数多くの未解決事件をビシバシと片付け、
あー、いえ、片付けてきたつもりのカールさん、でしたが……
「おこられェちゃッたでスゥ!」
「がっるーる!」(←訳:ひっどーい!)
カールさんの上司いわく。
検挙率が低すぎる!
特捜部Qは解体だ!
当然ながらカールさんは怒り狂い、
足音も高く部室に戻ります。
誰かが検挙率の数字を書き換えたんだ!
書類の作成を担当したローセなら
本当の検挙率を知ってる!
ローセ! ローセはどこだ?
「ええとォ、いませんッ!」
「ぐるがる!」(←訳:居所不明!)
ローセさんの突然の“失踪”に戸惑い、
特捜部解体の危機に混乱するカールさん。
そこへ、一本の電話がかかってきました。
かつて一緒に働いた、
捜査課の元ボス、マークス・ヤコブスンさんからのその電話は、
一種のSOSともいうべきものでした。
最近発生した或る事件と、
未解決の或る事件が
よく似ている――ひどく似ている。
「うゥ~んッ、それはァ!」
「がるぐるるる!」(←訳:どう考えても!)
何年も前の未解決事件と、
現在捜査中の事件と、
そしてローセさんの過去。
入り組んだ事件と事件の間をつなぎ、こじ開けながら、
カールさんはローセさんを探します。
彼女のために、
《特捜部Q》が出来ることは、あるのか?
「はしッてェ、はしッてェ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:彼女を見つけよう!)
人気の北欧ミステリ、というよりも、
もはや現代欧州を代表する大河ミステリというに相応しい
硬派群像劇は、
ミステリ好きさん以外の方々にもおすすめです。
たっぷり時間をとって、
ぜひ、熟読を♪
だいいどうゥ、ふたたびィ?」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!ジロは本土へ!)
こんにちは、ネーさです。
ジロ・ディ・イタリアはシチリア島エトナ山での山岳ステージを終え、
選手さんたちのイタリア本土移動に伴って周辺は大渋滞になりました。
このシチリア大脱出は、明日以降のレースに影響するのでしょうか?
ちょっと心配……いえ、大いに心配しつつも、
はい、今日も読書タ~イム!
本日は、こちらのミステリ作品を、どうぞ~♪

―― 特捜部Q ―自撮りする女たち― ――
著者はユッシ・エズラ・オールスンさん、原著は2016年に、
日本語版は2018年1月に発行されました。
原題は『SELFIES』、
本国デンマークを始め、欧州で大人気の
《特捜部Q》シリーズの、第7作目です。
「ひゃふふゥ! とくそうぶゥ、とうじょうゥでス!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:難事件ならお任せ!)
コペンハーゲン警察内に設けられた、
特捜部Q――
未解決のままの事件を専門とする
この部署を率いるのは、
カール・マーク警部補。
アシスタントのアサドさん、ローセさん、ゴードンさんと
数多くの未解決事件をビシバシと片付け、
あー、いえ、片付けてきたつもりのカールさん、でしたが……
「おこられェちゃッたでスゥ!」
「がっるーる!」(←訳:ひっどーい!)
カールさんの上司いわく。
検挙率が低すぎる!
特捜部Qは解体だ!
当然ながらカールさんは怒り狂い、
足音も高く部室に戻ります。
誰かが検挙率の数字を書き換えたんだ!
書類の作成を担当したローセなら
本当の検挙率を知ってる!
ローセ! ローセはどこだ?
「ええとォ、いませんッ!」
「ぐるがる!」(←訳:居所不明!)
ローセさんの突然の“失踪”に戸惑い、
特捜部解体の危機に混乱するカールさん。
そこへ、一本の電話がかかってきました。
かつて一緒に働いた、
捜査課の元ボス、マークス・ヤコブスンさんからのその電話は、
一種のSOSともいうべきものでした。
最近発生した或る事件と、
未解決の或る事件が
よく似ている――ひどく似ている。
「うゥ~んッ、それはァ!」
「がるぐるるる!」(←訳:どう考えても!)
何年も前の未解決事件と、
現在捜査中の事件と、
そしてローセさんの過去。
入り組んだ事件と事件の間をつなぎ、こじ開けながら、
カールさんはローセさんを探します。
彼女のために、
《特捜部Q》が出来ることは、あるのか?
「はしッてェ、はしッてェ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:彼女を見つけよう!)
人気の北欧ミステリ、というよりも、
もはや現代欧州を代表する大河ミステリというに相応しい
硬派群像劇は、
ミステリ好きさん以外の方々にもおすすめです。
たっぷり時間をとって、
ぜひ、熟読を♪