写真撮影日:2014/1/20
写真:「日向のお伊勢さま」と慕われる大御神社は柱状節理岩の上に建つ
2014/1/20:「南九州はあったかいぞ~!***宮崎~鹿児島***」やっと最終回。この日は宮崎市街地より北に向かい、日南海岸沿いに「大御神社(おおみじんじゃ)」「馬の背」「クルスの海」などを巡り、夕方宮崎空港に帰りました。
「大御神社(おおみじんじゃ)」がこんなにすごい場所だったとは驚きです。日本国歌「君が代」はもちろん何度も歌っています。「♪・・・さ~ざれ~石の~~ォいわおとな~~りて・・・♪」、実は長い間意味不明のまま「そういうもの」という感じだったのですが、「さざれ石の巌(いわお)となる」と理解したのは、ほん最近だったような・・・。
写真:右は「柱状節理岩」右は「さざれ石」の表示
当神社の「さざれ石 & 神座」のサイトを見ると、ここの「日本最大級のさざれ石群」は平成15年の拡張造成工事で発見されたそうで、地質学的にも「さざれ石」⇒「硬い巌となる」はありうるのだそうです。つまり「君が代」の作詞者は、ここ聖地を国歌に詠んだということです。
写真:瓊々杵尊(ニニギノミコト)がここに立ち、絶景の大海原を眺望されたと伝わる。
細石(さざれいし)が固まって「さざれ石の巌」となりました
岩に手をあてて熱心にお祈りする人
大海原に臨み建つ本殿を見ると、偶然にも宮司さまが講義中で、ユーモアを交えてのお話に聞いている方々も楽しそうです。そのうち高らかに「君が代」の斉唱が始まりました!「うう、うま~~い、ええ声ぇ~~♪」。 (写真左)
「国歌は堂々と歌おう!」と常々PTA会合などで言っているそうですが、「いつも私の声だけが体育館に響き渡り、子どもが恥ずかしがる」らしいです。すばらしいのでカメラで録音しましたが、公開の許可はもらっていないので興味関心あるかたは現地でどうぞ。
なお当神社にも洞窟に「鵜戸神社」がお祀りしてあるので、「鵜戸神宮とは違うのですか?」とお参りの人に聞くと、「こちらは鵜戸神社、あちらは鵜戸神宮で、全く別のお宮です」とのこと。あっ、そうか。でもちょっと似ているところもあります。
写真:洞窟にある鵜戸神社から外を見ると・・・。
次に行った「馬の背」も有名ですね。下を覗き込むと深く蒼い海面が細長く延び、両側には馬の背中のようにそそり立つ断崖絶壁に思わず息が止まります。日向岬の先端に進むと、パノラマのように周囲の海を見渡せて、まるで海の中に立っている気分ですよ~~。
写真上:「馬の背」を進み、日向岬から周囲を見渡す。ワニがいっぱいいる~~!
近くにある「クルスの海」は昼下がりの太陽光線でキラキラと輝いていました。侵食で割れた岩と小さな岩場で形作る「叶」という文字から「ここで祈りを捧げると願いが叶う」と言われ、特に女性には人気が高いポイントです。(写真左)
南九州地域は歴史が古いのはもちろんですが、意外や意外豊かな自然が残っています。まだまだ自然探索、渓谷トレッキングなど、したかったな~~。
★☆さてさて最終回をやっと迎えることができました。途中でいろいろなことがあったにせよ、なああんと半年以上もかかるとは! 旅のできごとも半年前になると思い出すのも相当大変で、記憶力低下を実感するとともにあらゆる資料やネット検索のお世話になってしまいます。
しかし反面、脳力(認知症予防)のためにはこの「近い過去を再現し思い出す」という行為がけっこう効果的らしいです。おつきあいくださったみなさま、あいよっこの脳活性化に免じてお許しくださいませ~~。★☆
写真:宮崎空港に到着するとおりからの真っ赤な夕焼け!
さようならみやざき、さようなら南九州!
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