<o:p></o:p>
写真はすべて5月5-8日能登半島巡り。<o:p></o:p>
初めて実感。花たちがいっせいに咲きそろう「北国・雪国の春」
<o:p></o:p>
前回「危険な現場へのロボット投入に関して、・・・安全なのだから事故を想定したロボット開発の必要性がない、あるいは予算をつけないという論理です・・・」と書きましたが、またまたタイムリーにその答えが出ました。
<o:p></o:p>
最初は経済評論家の伊藤洋一さんのブログ。5月14日に朝日新聞の記事に関してこんなコメントがありました。
写真:どこまで海? どこから空?
<o:p></o:p>
「・・・ロボット大国を自認する日本が、いざ必要なときには必要な仕事を出来るロボットがない、実は予算も付いて研究し、6体も完成していたのに。それらは『廃棄処分』になっていたという何とも腹立たしい話。<o:p></o:p>
付いた予算も30億円と結構な額。傲慢と間違った楽観論が生み出してしまったもったいない話です。日本の技術は『所詮は箱庭技術』なんて言われないようにしなければならないのですが。」
<o:p></o:p>
伊藤さんのブログは、なにを隠そう、もう10数年以上まえから愛読しています。当時から住友信託銀行の機関誌に、たくさんの情報に基づいたわかりやすい経済分析をレポートされていました。
<o:p></o:p>
大騒動となったリーマンショックの前には、「どう考えても為替や債権の動きが変。ダンスを踊るなら、部屋の真ん中ではなくできるだけドアの近くで踊りましょう」とするどい警告をされていましたよ。
<o:p></o:p>
伊藤さんは現在、その旺盛な好奇心と情報好きを活かして、経済だけでなく新しいデジタル技術など広範囲に活動されているのはご承知のとおりです。
<o:p></o:p>
さっそく朝日新聞を検索してみるとありました。
「廃棄された原発無人ロボット 東電など『活用の場面がない』」という記事です。国の予算30億をかけて作った遠隔操作ロボット6体が、電力会社の事故の想定にはないため、廃棄されたというのです! こんな無駄なお金が湯水のごとく使われているのですね。
写真:山桜の眼下に海と空
<o:p></o:p>
あいよっこは数年前に、社会人入学して認知心理学を学んでいたことがあり、そのとき初めてロボットに関心を持ちました。大阪府立大学教授の牧岡省吾先生は、「生成文法」をチョムスキーとは違う方法で、PC上で説明しようとする研究をされていました。もちろんロボットに応用できるらしいです。
<o:p></o:p>
なんといっても人工知能よりほんまもんの人間の脳のほうに関心があるし、実際にはよく理解できなかったのですが・・・。
そんなちょっとかじりで感じたのは、日本では「人間ができないことをするロボット」より、「人間に近づけるロボット研究」のほうが主流なのかな?
<o:p>
写真:輪島の南にある大沢・上大沢地区は「間垣の里」<o:p></o:p>
</o:p>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます