写真はすべて5月5-8日能登半島巡り。<o:p></o:p>
琴ガ浜にある見事な柱状節理岩?
「私自身は原子力に夢を抱いて原子力工学科に入りました。未来のエネルギー源だと思っていたが、実は大変貧弱な資源だと気づいた。エネルギー源としては石炭・天然ガス・石油、それに現在あまり使っていないオイルシェール・タールサンドなどなどあるが、ウランは石油の数分の1、石炭の数十分の1くらいしかない。
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行政側は『ウランそのものではなく、プルトニウムとしての資源が重要』だと言った。だが夢のような『もんじゅ・高速増殖炉計画』は、結局、年月の経過に従って遠ざかっていく。莫大な資金を費やしたにもかかわらず、原子力委員会や行政は一切責任を取っていない・・・」<o:p></o:p>
写真:「男女滝(なめたき)」の「女滝」大きな5つの流れがふくよか<o:p></o:p>
5月23日、「参議院行政監視委員会」において京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏が「原発事故と行政監視システムの在り方に関する件」について意見を述べられました。<o:p></o:p>
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その他に証言をされたのは、芝浦工業大学非常勤講師 後藤政志氏、神戸大学名誉教授 石橋克彦氏、ソフトバンク株式会社代表取締役社長 孫正義氏の方々。
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以前に紹介した小出氏の奈良女子大学における講演には、残念ながら参加できなかったのですが、この証言の他にもたくさんのサイトがあり、眼からウロコの大変貴重な意見を聞くことができます。今まさしく時の人となっていらっしゃいます。<o:p></o:p>
【福島原発】5/11/水★被爆の恐さを知ってる者としては避難して欲しい
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<o:p>写真:最後に大岩にぶつかる「女滝」<o:p></o:p>
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ところで疑問に感じるのは、ウラン埋蔵量がそれほど豊かでないことがわかり、高速増殖炉も未知数の段階にかかわらず、なぜ国はさらに建設したがるのだろう? また世界の国々でも原発を実施したがるのだろう?ということです。最近日本がベトナムから原発建築を受注した、と朗報として報道されたのはご承知のとおりです。
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ずいぶん前の話ですが「原発を推進するのは、その技術力・管理力でいつでも核爆弾製造が可能だから」と言われていました。原発を稼動させるより、原爆をつくるほうが大変簡単なのだ、というのは良く聞く話です。
写真:「男滝」も「女滝」と共に高さ35m
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つまり日本国憲法第九条があるかぎり、軍隊・武装は不可能なのだけど、原発を稼動させることで、外交面での「抑止力」を期待しようという論理ではないでしょうか? ※念のために申し添えますが、あいよっこは「改憲反対!第九条を絶対守れ!」という考えではありません。(続く)<o:p></o:p>
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