写真撮影日:2017/4/25
田野畑村 震災被害遺跡の防潮堤が残る「明戸海岸」
おびただしいカモメたち
盛岡市から東に向かうと鍾乳洞マニア垂涎の「龍泉洞」がありますが、「今回はとにかく三陸海岸へ」と泣く泣くパスします。「三陸海岸=日本有数のリアス式海岸」は、絶対いつか行きたいと思っていました。「海のアルプス」と呼ばれる「北山崎海岸」、宮古の「浄土ヶ浜」、いいな、行って見たいな~!
ただ一方で美しいリアス海岸は、海岸線より陸地部分の奥が狭く浅くなっている入江なので、津波の波高が急激に高くなったり、繰り返し襲ったりするため津波被害を受けやすいのだそうです。「3・11東日本大震災」の爪痕はまだまだ各地に残っています。
国は東日本大震災後2013/5に、久慈市から宮城県気仙沼市に至る沿岸一帯を「三陸復興国立公園」として創設しました。さらに2015/9には「三陸ジオパーク」と認定し、同地域全体で自然の保全と人間との共生をはかるとともに、震災復興に向けたプロジェクトなど、さまざまな活動を実施しています。多彩で魅力的な「潮風トレイル」や「体験プラン」ができるのは嬉しいです。
三陸鉄道(愛称:さんてつ)は、震災被害から3年後の2014/4月に全線復活しました。久慈市~宮古市間を走る「北リアス線」は美しい海岸線はもちろん、「お座敷列車」「こたつ列車」などの楽しい列車も楽しめますよ~。
再建された「たのはた駅」は宮沢賢治「銀河鉄道の夜」にちなんで愛称「カンパネルラ」とも呼ばれます。楽しい外観、駅内はレトロムードたっぷりです。撮影していると遠くから「ポオ~~っ♪」の汽笛がっ。おおキター!グッドタイミング。今後は乗ってみたいな。
明戸海岸の防潮堤遺産:M9の地震後の第一波・波高約17mが襲い、
引き波で破壊された
再建された「カンパネルラたのはた駅」
レトロな駅内
トンネルを抜けてさんてつがキター
乗客おひとり下車
途中の湖ではコハクチョウが・・・
***続く***
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