あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

魅力と不思議がいっぱい、十津川村の旅

2008-07-27 10:15:04 | 山は地球の見晴らし台

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 R24を和歌山方面に進み、奈良県中西部にある<st1:MSNCTYST Address="五條市" AddressList="29:奈良県五條市;" w:st="on">五條市</st1:MSNCTYST>からR168を南下すると、あたりには急に山が迫ってきます。木々の匂いの中をさらに半時間ほど進むと、山はますます高く険しくなるとともに、道路の片側には深い緑色の川やダム湖が付き添うように広がってくるのです。このあたりから<st1:MSNCTYST Address="十津川村" AddressList="29:十津川村;" w:st="on">十津川村</st1:MSNCTYST>に入ります。

 

 写真:道の片側は切り立った山の緑、反対側のダム湖は深い緑色の水をたっぷりとたたえています。

 

 その名のとおり、村にとっていかに十津川(熊野川の上流)の存在が大きいのか、道路を走っていても実感できます。面積は奈良県全体の約5分の1を占めていて、「全国で一番広い村」であることは有名ですね。 しかもその96%が山林という、大自然に抱かれた村であり、10002000mクラスの山々が連なる紀伊山脈の屋根なのです。<o:p></o:p>

 

 写真:途中の街道では谷に沿って、少し遅めのあじさいが満開でした。手前のものは珍しい品種ですね。

 

 

 山が連なるということは、樹々も植物もたくさんあることだし、つまりそれは豊かな「水」につながっています。街道わきには至るところで水が流れ落ち、飲みやすいように整備されています。「三里山の水」で飲んでみました。「わっ、冷た~~い、美味しい、気持ちいい!」

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街に住むあいよっこは山からの恵み、自然の贈り物に感動し、思わず「ありがとう」と言ってしまいました。同時に世界的な水資源の不足が懸念されているこのごろ、清らかで美味しい水を守っていくことの大切さを改めて感じたのです。実のところ旅の目的の一つは「源泉かけ流しの温泉」にあったのですが、それにもまして「水」「滝」「渓谷」などを意識させられる旅となりました。

 

写真:山肌や岩肌に沿って至るところで水が流れ落ちています。

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もうひとつは歴史です。<st1:MSNCTYST Address="十津川村" AddressList="29:十津川村;" w:st="on">十津川村の県境</st1:MSNCTYST>から南に約半時間行くと和歌山県「熊野本宮大社」があります。そこを起点(終点)にする2大参詣道が村内を通っているのです。ひとつは玉置神社から大峯山、さらに吉野山金剛峰寺に至る「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」、もうひとつが果無峠(はてなしとうげ)から高野山に至る「熊野参詣道 小辺路(くまのさんけいみち こへち)」です。 そのほか「中辺路(なかへち)」「伊勢路」とともに「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されているのはご存知でしょう。

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南北朝の時代を中心に、都とのつながりも強く、歴史上の人物の墓や遺跡なども残されています。こんな山間の僻地がなぜスポットを浴びたのでしょうか?

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          魅力と不思議がいっぱい、<st1:MSNCTYST Address="十津川村" AddressList="29:十津川村;" w:st="on">十津川村</st1:MSNCTYST>の旅です。

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