あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

見えない敵との戦い 勝つか、負けるか?  ⑩

2020-06-01 16:17:36 | 新型コロナウイルス 

写真は2020/1/14~18 ハワイ島

写真上:キラウエア火山周辺には「溶岩樹形」が至る所に。

溶岩が樹木を埋めて痕跡が残ったもので、さまざまな形態がある。

 

 

  前回の続きです。マネックスグループ・取締役会長の松本氏は、4/17メルマガで、「補償」をテーマにされています。

  「…(※これは中略の意味)しかし国の補償額が大きくなってくると、特にそれが国家予算の数%とか数十%になってくると、それは単に補償する、しない、しろ!云々の問題ではなく、誰が負担するのか、まで含めて考えないといけない問題です。国という利益を生む独立の組織がある訳ではないので、国が補償をすれば、それはどこかからお金を持ってこなければなりません。

 

  普通に考えると、その負担は納税者が、恐らく未来の納税者=後世が負担することになります。…現世に生きる我々が負担するという方法もありますが、それはみんなで自粛して、みんなで苦しみ、みんなで蓄えを切り崩すという方法です。…今は緊急で、痛みが強いから、国に補償させて、壁パスで後世に負担させるのは、…あり得ますが、その際は、これは天から降ってくるお金ではなく、誰かが=後世が負担するのだ、と云うことを認識しながら進める必要があると思います」と説明し、次の提言をされるのです。

 

  「…そこでコロナ債なる国債を発行したらいいのではないでしょうか?発行額100兆円。日銀には買わせない。個人向け国債にする。金利1%で、但し永久債、満期がないものにする。国の金利負担は年間1兆円。日銀に買わせないので、中央銀行のバランスシートを痛めて為替がおかしくなるとかの心配なし。永久債なので、国は償還の心配をしないで良い。但し、個人のフトコロからお金が出てくるので、しかも国債という形になるので、天から降ってくるものではなく、社会で、自分たちで負担しているのだ、と云うことが自然と国民みんなで理解できる。しかも100兆円の財源があれば、国は思いっきり良く政策が打てる。個人金融資産は1800兆円以上あるので、吸収できるでしょう。そしてこの戦後最大の一大事を、みんなで抱えていく。永久債ですが、国債ですし、個人はセカンダリーで売買して、資金化することも出来る。いかがでしょう?」

 

  国のバランスシートを傷めないで、国民の余裕ある資金を回し、問題意識を共有する、というアイデアが嬉しいです。早く実現すると「いいね!!!」4/20にも多くの反響があったこと、さらなる細部に関して書かれています。

 

 

  松本氏が「…個人金融資産が大きくて、個人の内部留保がマクロ的にみると巨大である日本だからこそ出来るアイデア」と言われているので、ついでに素人あいよっこの提案も書きます。一緒にしてごめんなさい

                   

 

  実は阪神大震災の時に被災地や避難所・施設に行き、「災害への対策」を話し合ったことがありました。当時からの結論が「1軒建てる費用があれば、できれば質素になっても、2軒の居住地を持つことがリスク分散に良いのでは?」というもので、今でも自然災害が起こるたびに考えます。

 

  コロナ禍の今、厚労省はじめ各自治体は「感染症と天災の複合的被災」についての注意喚起を行っています。そのなか「避難所」に関して「密状態を避けるために、ホテル・旅館等、他の福利厚生施設、公共施設などといった避難先を今から検討し、親類や知人間で情報を共有しておく必要がある」としています。

 

  そういえばコロナ非常事態宣言時、軽井沢の別荘に避難した人たちが急増して、受け入れなどが問題になりました。やはり別荘も分散が必要なのかな?実際に軽井沢に別荘を持っている友人によると「ほぼ2件分の税金、管理維持費が必要」とのことです。従来別荘といえば「贅沢・特権階級」というイメージがありますが、今後は「災害対策用」と考えるのはどうでしょう? ちなみに家では別荘を持っていないし、親戚に不動産関係者もいませんよ~。

 

  近年、地方にはかつてのバブル別荘や空き家が多く、しかも過疎化で停滞ぎみな地域が多いし、反対に都市部では過密化でコロナの心配はもちろん、賃料なども高止まりです。何年も議論されている問題ですが、やはりなんらかの制度が必要で、特に都市部の密住宅や高層マンションに居住する、比較的余裕のある人たち、地方においても動かないお金を貯めている人たちを刺激するような「第2住宅を取得しやすい制度」があると内需も高まりそうだけど…?

 

  あいよっことしては「自然豊かな地域や清流の源流地域などを他国が買い占めている」という状況が心配で、それを止めることにならないかと期待するのです。バブル時代のような資産・土地インフレは今は起こりにくいと思えますが、実際のところデメリットはどうなのでしょうね。

 

       *** 結局まだ続きます ***

 

 

ハワイ島の花「オヒアレフア」 溶岩跡にまっさきに花開き、火の神ペレの化身とも

 

周辺の洞窟からは湯気が立ち上る

 

プナルウ黒砂海岸 溶岩が海水で急激に冷めて砂になった

天然記念物のウミガメがお昼寝

写真上下:コナ・コーヒー農場 コナコーヒーは味と香りの良さで有名ですが、今ではとっても高い!

 



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