「高野・龍神スカイライン」は紅葉の中を走っているよう。
時期が始まったばかりでまだ観光客は少なく、観光バスもまれ。
野迫川(のせがわ)村は別名「奥高野」と呼ばれるように、和歌山県の高野山と深いつながりがあります。熊野本宮大社を発った熊野古道「小辺路(こへち)」は、<st1:MSNCTYST Address="十津川村" AddressList="29:十津川村;" w:st="on">十津川村から</st1:MSNCTYST><st1:MSNCTYST Address="野迫川村" AddressList="29:野迫川村;" w:st="on">野迫川村</st1:MSNCTYST>を経由して高野山に至り、古くから大勢の参詣者が往来しました。
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当然ながら歴史的つながりも深いです。高野山を開山した弘法大師・空海は、野迫川を代表する「立里荒(たてりこう)神社」を勧進(かんじん:社寺の建立のために金品を募ること)したといわれます。そして野川弁才天の「大弁財天女像」は大師の自作とされています。「平維盛(たいらのこれもり)塚」などの平家伝説も、古くからの霊場である高野山の奥座敷としての意味合いが強いといえます。
写真:出発時、京奈和道路からの朝日が美しかったです。
朝寝坊のあいよっこも、「山へ向かう時は朝早く」を鉄則と
心得るようになりました。
さらに日常の暮らしでは、名物高野豆腐の産地でもあり、古くから仏教関係の袈裟や用具などの生産も行っていました。
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なごりは現在でも残っているようです。道路は奈良県側から入るより、和歌山県の高野・龍神スカイラインから入るほうがずうっと便利で道路数も多いです。「<st1:MSNCTYST Address="野迫川村" AddressList="29:野迫川村;" w:st="on">野迫川村</st1:MSNCTYST>には道の駅はないのですか?」と聞くと、ホテル野迫川のスタッフは「村内に国道が通っていないので、ないんです」と、とっても残念そうでした。<o:p></o:p>
写真:国道168号大塔村の「ふるさとの森公園」を通過した後、右折です。
今回の旅「<st1:MSNCTYST Address="野迫川村" AddressList="29:野迫川村;" w:st="on">野迫川村</st1:MSNCTYST>から龍神温泉・高野山」は
2008/10/28―30日に行きました。<st1:MSNCTYST Address="野迫川村" AddressList="29:野迫川村;" w:st="on">野迫川村</st1:MSNCTYST>に入るときは奈良側の国道168号線からでしたが、もう少し先の猿谷ダムでは「落石のため通行止め」となっていました。ギリギリセーフ! そうでなくても少ない道路が通行止めになりやすいので大変です。道路情報を確認してお出かけください。
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目的はこの時期多く見られる「雲海」とそろそろ始まった「紅葉」です。そしてもちろん秘湯といわれる「野迫川温泉」や「雲の上温泉」も。今回の宿泊は前者です。
でも<st1:MSNCTYST Address="野迫川村" AddressList="29:野迫川村;" w:st="on">野迫川村</st1:MSNCTYST>だけを巡るのはちと物足りない気分です。そこで和歌山県にも足を伸ばして美人の湯として有名な「龍神温泉」と「高野山」もまわりました。やはり村内だけでは観光スポットも少ないのが残念です。
期待以上に感激したのは「高野・龍神スカイラインの景色」と「護摩壇山の紅葉」でした。いえいえ、和歌山県に軍パイがあがったというわけではありませんよ。さあてどんな旅になったかな?
写真:野迫川村の紅葉もまだ少し早いかな?
初々しい感じがします。
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