昨年末撮影した写真。実家を出てすぐの通りから両津湾を望んでいる。私は高校時代までこんな風景を見て育った。いつもというわけではないが、海が時化るとよく付近を航行する船舶が湾内で時化の収まるのを待つと聞いた。地方の入り江のにぎわう一時の風景。
先日、この風景を共に見て育った友が亡くなった。山の事故にて。あの頃の彼にそんな趣味があったとは知らなかったが、こよなく山を愛していたものと推察する。 . . . 本文を読む
自信はないが「キクザキイチゲ」の開花したものである。場所は前回撮影したところとは異なる。前回は長岡市栖吉地区、栖吉川の上流東山丘陵の谷間である。今回は長岡市乙吉地区。乙吉川を少しさかのぼった採土場の近くである。
咲いたものを見ると、今までのイチリンソウとの微妙な違いに迷いが無くなる(気がする)。
花ママと花パパの 野の花・山の花 北海道HP
キクザキイチゲ (菊咲一華) キンポウゲ科 . . . 本文を読む
長岡市柿町の里山でのこと。田に水を引く水路脇で撮影。澄んだ水がややたまっている所。何となく巨大な毬藻(マリモ)のような。こんなものは初めて見た。
アオミドロと題しているが、果たしてそれでよいのかもわからぬ。知識のある方のコメントを待ちたい。
淡水プランクトンのページHP・アオミドロ
http://cyclot.hp.infoseek.co.jp/ryokuso2/spiro1x.ht . . . 本文を読む
日の光が林床に射し込む場所が、この花にとっては適地なのであろうか。
小さくとも群落のたいがいは落葉性樹木付近にある。一方で、前回、今回のようにほぼ点在状態という場合もある。
花の色は透明感のある薄紫。群落も良いのだが、当方はこの様に単独で存在するものが気になる。孤独感があり、ひっそりとしたその美しさは、やはり見るものを惹きつける。
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信濃川右岸にある旧流路がしのばれる部分である。大きく蛇行していた名残が二筋の自然堤防上の集落分布からわかる。それに挟まれている水田であるが、現在曽川付近では宅地化が進んでいる。
その辺は、現在の地図(下記うぉっ地図)の方で確認を願いたいが、今回は空中写真へのリンクを付けた。1:50000の新潟は沖積低地と海岸線で見所の多い地図である。
地図にはこうあった。
明治44年測図昭和6年修正 . . . 本文を読む
いよいよ始まる。天候にも恵まれた昨日(4/23)は、あちこちで田起こしのトラクターの音が響いた。いよいよ稲作の季節が始まるが、これから4~5ヶ月後の収穫期がゴールだ。写真の作業は畦作りであろうか..?
野鳥のさえずりに混じって蛙の鳴き声を聞いたこの日であった。
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写真撮影:2006.4.23 長岡市柿町
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長岡市柿町の山林に入った。カタクリの群落のある場所へと向かった。あまり大きな群落ではないが、日の射し込む林床にてんてんと、そしてひっそりと咲いていた。
繊細でか弱い花である。撮影にはなかなか神経が要る。数枚撮ってみてやっと一枚を得た。このへん(長岡市柿町の里山)では、今がちょうど見どころである。
花ママと花パパの野の花・山の花 北海道HP カタクリ
http://homepage2. . . . 本文を読む
以前も別カテゴリーで紹介したことがあるが、ショウジョウバカマの花には色々な色があることがわかった。当方のような無知のものがその原因を知るよしもないが、いずれの色もなかなか良いものである。
あたりを見渡すと、やはり一番目にするのは薄紫のものであるが、今回紹介のものは林と道端の境界付近にあったもの。林床よりはやや日差しが入る位置関係。色の変化はこういう環境の違いによるものなのだろうか?
追 . . . 本文を読む
これからである。山の緑は少しずつであるが芽吹いている。緑は着実に里から里山、そして奥山へと向かう。場所にもよるが、雪融け即新緑の初夏というのが越後の山々の季節感。
想像していただきたい雰囲気もある。新緑と残雪の同居。この現場近くにもまだ融けきっていない雪があった。
それにしてもホオノキ(?)の蕾は美しい。自然のものと言うより、人工美に近い独特の雰囲気がある。赤みを伴うやや硬質の包みを . . . 本文を読む
長岡市乙吉地区の山林にて撮影。まだ緑に包まれるのはこれから、という山林の中で群落を見つけた。
前回もそうであったが、完全に花を開いていない。開花には時間が問題か?それとも、まだ気温が低いというのか?
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写真撮影:2006.4.22
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新潟市の鳥屋野潟周辺を見ている。図を見ていると今とはずいぶん違うものと感心する。ウォッ地図で確認していただきたい。現在の地図を見てみると北岸に鳥屋野球場、南岸に新潟スタジアムがある。新潟スタジアムはサッカーJ1・新潟アルビレックスのホームスタジアムである。
右上に紫竹山という地名が見えるが、低平な土地柄の中にある新潟市街にはあちこち山のつく地名を見る。これはきっと古い砂丘地帯または、自 . . . 本文を読む
自宅近くを流れる福島江脇。町内の仲間とその維持に関わってきた花壇で咲く水仙。管理してきたというわけではなく、近所の方々の手によるところが大きい。今まで色々なものを試しに植えてみているので、何が出てくるかを正確につかんでいない。今は、この水仙とチューリップが開花、あるいは開花直前を迎えている。
咲いた花を正面から見るのも良いが、背後から写すのも良い、追加写真で紹介。夜間の雨露に濡れているの . . . 本文を読む
漢字では「連翹」と書くようである。4月21日早朝の公園で満開の桜を撮影しようと出かけた折りに撮影。
草木類の名をあまり知らぬ当方でも知っている数少ない種類。レンギョウと朝鮮レンギョウの二種類があるという。伸び立つ細い幹に並んで咲く黄色い花は、まだ花や緑が本格化しないこの時期にあってはよく目立つ。花が終わりそうになってくると、黄緑色の葉が芽吹き始める。その頃の黄色の花と黄緑の若葉との色合い . . . 本文を読む
早朝近所の西裏公園へ行ってきた。週末を前に桜は満開。
朝はわずかの間晴れ間がのぞいていた。チャンスと思い、出勤前のあわただしい中撮影へと急いだ。天気が続くようであれば、明日は午後からにでもそのサクラを楽しみたい。
いよいよ桜前線は長岡市を超えた。ちょうど今サクラは新潟県を通過し、山形へと向かっていると思われる。→と思っていたら、夕方の天気予報で秋田県を通過中とアナウンスしていた。北海 . . . 本文を読む
先回紹介した「いちりんそう」と思われた花は、どうもキクザキイチゲと呼ばれるものであった。Ku.Ma.さんからの情報にて最終判断としたい。
ところで、意外なところで「いちりんそう」(と思われる)を見つけた。自宅隣の庭でである。小雨の日であったので、傘を差しながらの撮影。花は開花しているわけではないが、今度は明らかに白。サイズ的にも間違いないものと思う。
さて、こうなると「にりんそう」 . . . 本文を読む