年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

キャッシュ・フロー  (2008年11月)

2008年11月10日 | 日々雑感

土地や工場/建物/機械といった資産はあっても、それらでは日々のパンを買うことは出来ません。 手元資金、キャッシュ・フローが悪化すると原材料代や従業員に給料を払えずに、企業も生活できなくなって破綻します。 
 
10月26日に書きましたように、残業ゼロ、設備&開発投資の凍結、経費の大幅削減など社内向けの施策に加えて、遂に人員削減に会社は踏み切りました。 工場のパートや期間工は今月11月末で全員解雇、派遣社員は次回の契約を更新せず1年以内に全員解雇です。 これらの施策は、減った収入に見合う支出にしてキャッシュ・フローの収支を取ろうとするものです。 
 
キャッシュ・フロー面で言えば、12月初めにボーナスを支給予定ですが、社長や経理担当役員がその金策に走り廻っているとの噂です。 計算し易い数字にして言えば、仮に社員平均50万円だとして、社員が1万人いれば、「万」掛ける「万」が「億」ですから、50億円になります。 普段より50億円余分なキャッシュが要るということです。 

幹部社員のボーナスは半額だとか、分割支給だとか、噂が飛び交っております。 さすがに社員のボーナスの噂はまだ聞きませんが…。 社員のボーナスを半額だとかにすると、そこまで会社の資金繰り、キャッシュ・フローが悪いのかということになって、逆に貸し渋りに会ってその後が余計に苦しくなりますので、今の段階でそこまで踏み込むことは出来ないでしょうし、しないでしょう。 
 
明日は我が身であることは承知しておりますが、2ヶ月足らずのうちに、ここまで深刻な事態になるとは、正直思ってもみなかったです。 立冬になって、まさしく冬がやって来ました。 越冬できるのでしょうか? 
 

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