年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

プリンターを買い直す (2014年11月)

2014年12月12日 | 日々雑感

9月に新しいプリンターを買ったと過日書きました。(→ こちら

その後、孫娘の写真をL版で約700枚、2012年後半から2013年末までの我が家の記念写真をL版で約1,600枚、合計約2,300枚を印刷しました。

ある日、「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています。お早目にエプソンの修理窓口に交換をご依頼ください。」という警告メッセージが出ました。
 操作ガイドを見ると、廃インク吸収パッドとは、インクノズルのクリーニング時や、特に縁(余白)なし写真印刷時の「はみ出し」部分のインクを吸収するパッドで、「交換するまで定期的に表示されますが、印刷は続行できます」と書いてあったので、そのまま印刷を続けました。

すると数日後に「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。エプソンの修理窓口に交換をご依頼ください。インクあふれ防止の為 パッドを交換するまで印刷できません」というメッセージが出て、印刷だけでなく、スキャンを含む全機能が使用不可になりました。 電源を入れ直すと(↓)のようなメッセージが表示されるだけで、一切動作しなくなりました。

要するに、エプソンのプリンター EP-806AW の場合、フチなし写真をL版で約2,300枚印刷すると 廃インク吸収パッドが満杯になって 使えなくなる ということです。

(↑の大きい画像はありません)

(上記にある廃インク吸収パッド警告リセットツールの入手にはエプソンに登録が必要な上、リセットツールの効果は短期間であり、最終的にはパッドの交換が必要なことに変わりはなく、リセットツールの使用後は保証期間によらずエプソンは一切の責任を負わないし、その後の修理は全て有償になる旨が記載されていました。)

エプソンのサポートHPには、私めのプリンター EP-806AW の場合、保証期間内 且つ 保証条件の範囲内での修理基本料は1万3千円(!)だが、廃インク吸収パッドの交換のみを行う場合の料金は4千円とありましたが、自分負担で修理センター宛にプリンターを宅配便で送る必要があります。

「保証条件の範囲内」という一文に引っかかり、修理センターに電話で問合わせてみました。 つまり、互換インクを使用していたが、廃インク吸収パッドの交換は4千円でやってくれるのか? と。 すると案の定、互換インク使用の場合は保証条件の範囲外の有償修理となり、修理基本料金1万3千円も適用されないので、恐らく2万円以上になると思いますとの回答でした。

それを聞いて、あっさりと廃インク吸収パッドの交換は諦めて、再度新品を買い直すことにしました。
1万3千5百円で買ったプリンター本体の基本修理料金が、保証期間&条件内であっても1万3千円ですからね! 廃インク吸収パッドのみの交換料金が4千円ですよ。 やってられませんよ、まったく。

6色インクは各色10~15回も交換していますので、純正インクと互換インクの価格差が約4千円ですから、約4~6万円も儲けた(→ 正しくは、損をしなかった、ですかね)訳ですから、新品プリンターを買っても余りある程に 十分元を取っていますから、互換インクを使う場合の想定範囲内の事として、冷静に受け止めました。

従って11月下旬に、新品プリンターを約1万4千円で買い直しました

ちなみに、廃インク吸収パッドとはどういうものなのか、廃棄する旧品で調べてみましたが、分解せずとも外から見える部分にありました。 (↓)の上側でドライバーの先で持ち上げているのが旧品のパッドで、廃インクでベトベトでした。 下側が買い直した新品のパッドで、全くインクを含んでいないので表面はやや白っぽく光っています。

(↑の大きい画像はありません)


今回の件で、プリンターメーカーが如何にえげつないビジネスをしているのかが明確になったということですわ。 エプソンだけでなく、キャノン等の他のプリンターメーカーも 恐らくほぼ同じような内容なのでしょうねぇ、きっと。

皆様も、互換インクを使った時にプリンターに出る警告メッセージ(→ こちら)の意味を理解納得した上で、互換インクを使って下さい。 私め的には、納得できる十分なメリットがある、と今回の件で実証できたと考えております。


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