前回 シジュウカラが思わぬ場所に営巣して育雛している様子を見て頂きました。(→ こちら) そして今日は シジュウカラ雛の巣立ち の様子を見て頂きます。
5月連休に帰省していた孫娘達が東京に帰った後の5月8日、即ち巣を発見した4月23日から15日後に、シジュウカラの巣を観察してみますと、親鳥は相変わらず餌を運んでは来ていますが、以前よりは はっきりと判る程に回数が少なくなっておりました。 一般的に言って、雛が巣立つ前には、雛の体重を減らして飛べるようなスリムな身体にする為に 餌の量を少なくします。 この調子なら2~3日で巣立ちだろうなぁ と感じました。
そして、その2日後の5月10日の朝、親鳥はもう餌を運んでは来ず、巣の近くで雛に巣立ちを促すように、今迄に聞いたことがない ちょっと変わった低い声で鳴き続けました。(↓)
そして初めて雛がジョロの口から顔を覘かせました。(↓) 未だ嘴(くちばし)の両端部が黄色なのと、成鳥なら白色の体下面が黄色味を帯びているので雛だと判ります。
1羽の雛が顔を出すと直ぐに2羽目の雛が奥側から顔を出し、
顔を出したなと思う間もなく 躊躇なく直ぐに飛び出していきました。 1羽目の巣立ちです!
その後、雛たちは先を争うように続々と いとも簡単に飛び立っていきました。
長くなりますので、今日はここで終わります。 続きは次回で。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)