このブログで取上げた 155種類目の野鳥 になったのは、他種の鳥の巣に卵を産み込んで育てさせる「 托卵 」で有名な カッコウ (郭公) です。
カッコウは日本では 夏鳥 ですが、他の夏鳥より少し遅く5月中旬以降に日本にやって来ます。 (その理由は こちら をご覧下さい。)
カッコウは全国的に見られますが、本州中部から北に多く、私めの住む広島県では中々見られませんので、東京で観察撮影できたのは幸運でした。
私めが多磨霊園@東京で見たのは、2羽のカッコウ♂が空中で互いに相手に襲いかかり縄張り争いをしながら、木の頂上のような目立つ場所で大きな声で「カッコウ」と何度も何度も鳴いて相手を威圧し縄張りを主張しておりました。
カッコウは全長35センチ程で、体は細身で頭から背、翼の上面などは灰色、腹は白色で細い横縞があります。 尾は長くてくさび形、翼の先がとがっているのも特徴です。
カッコウ♂は、翼を垂らして体を弓なりに反らして「バナナのポーズ」で尾を振りながら鳴きます。
オスの鳴き声がそのままカッコウの名前の由来となっており、メスは「ピッ、ピッ、ピッ」と鳴きます。 (→ 鳴き声が名前になっている野鳥は珍しいです)
撮影場所は多磨霊園@府中市@東京で、撮影時期は5月中旬です。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
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