オオヨシキリ (大葦切) は、体長18センチ程で スズメよりやや大きいウグイスの仲間で、夏に日本に来て繁殖する 夏鳥 です。
河川や海岸などの水辺に広がるヨシ(葦、葭)原に住み、昆虫やムカデなどを食べますが、ヨシを切り裂いて中にいる昆虫などの獲物を捕食するので、それが和名の由来になっています。
オオヨシキリは「ギョギョシ ギョギョシ」とか「ギョギョギョ」とうるさい程の大声で長く忙しくけたたましく鳴き続ける(その鳴き声から「 行行子 」とも呼ばれ、夏の季語とされる)ので、直ぐにその存在が判ります。 大きな口を開けて鳴くと、口の中が赤いのが判ります。(↓)
(↓)が、何の特徴もないオオヨシキリの後姿です。(笑)
オオヨシキリが有名なのは 一夫多妻 であることです。 その理由は、成鳥でも雛でも、カラスやアオサギ、更には猛禽類の餌として襲われることが少なくないこと、またカッコウに託卵されることも多いこと等々で、子供を沢山産んで子孫を残す確率を高める為の知恵のようです。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
ブログ村に参加中。クリックして応援お願いします! 更新の励みになっています。
にほんブログ村