書く機会を失っていたのですが、実は 昨年11月下旬の東京滞在中に、或る公園で、上を向いて野鳥を追いかけていて足元への注意が疎かになっていた時、散歩道に沿って張られていた低いロープに足を取られて、地面にもろに顔面から倒れ込みまして、メガネで鼻と額を強打する一方、鼻血が自分でも驚くほど吹き出てきまして、歯も全体がグラグラになりました。
特に
左上前歯 が出ていたのか、顔面強打で上唇内側に裂傷が出来る一方で、左上前歯がグラグラになり常に痛みが出るようになりました。
歯科医の息子の嫁さんに相談すると、左上前歯の神経が切れていると1ヶ月程で歯が赤紫色に変色するが、神経が生きているなら、若い人だとグラグラは1ヶ月半位で治るので、しばらく様子見にしましょう と言われました。
それから約2ヶ月後の去る1月22日から東京滞在でしたので、歯科医の息子の嫁さんに、歯は赤紫色にならず神経は生きているようだが、グラグラして食べ物を噛み切ろうとすると痛くて噛めないので食事に困っている旨を伝えました。
すると歯科医さんは、明日医院で診てみましょう、となり、翌日嫁さんの歯科医院に行って診てもらうと、左上前歯のグラグラはもう治らないし、痛さで物が噛めないのなら、この際
抜いて しまって、
仮歯を入れましょう と いとも簡単に言いました。
そして、私めが心の準備も出来ないうちに、麻酔の注射を3本も打って、そうこうしていると、はい 抜けましたよ、と目の前に抜いた前歯を差し出しました。 抜いた前歯は記念にとビニール袋に入れて渡してくれました。
その後、麻酔が効いていてよく判らないのですが、口の中で何やらごそごそしていると、はい 仮歯ができたましたよ、と見せてくれ、では噛み合わせの調整をしましょう、とまた私めの口の中で何やらごそごそして、はい できましたよ、と30分程で終わってしまいました。(笑)
出来上がった仮歯が(↓)です。 歯の上側が暗くなって隙間があるのが 問題の左上前歯の仮歯で、その両隣の歯に被せるブリッジ状になっております。
息子の嫁さんの歯科医としての腕の良さは判りましたが、お互い身内なので、ちょっとだけやりにくい所もありますが、この年ですから贅沢は言えませんわ。 (いやいや、この年だからこそ、身内だからこそ贅沢を言わないと… という思いも無くはないのですが…)
当然ですが、抜いたばかりの左上前歯の歯茎には穴が開いており、そこに消毒&化膿止め薬を含んだ綿を詰め込んであります。 が、その綿は、数日後に食べたパスタと共に胃の中に消えてしまいましたです。(笑)
歯茎の穴が無くなった頃(二ヶ月後位?)に本格的な歯を作ることになっております。
そして、その後は
左右の上奥歯の入れ歯を作る 計画になっておりますので、当分は息子の嫁さんの御厄介になりそうですわ。