先に オオタカ (大鷹) 3兄弟 の三男坊が衰弱して地面に横たわって動かなくなったので、東京都の公園管理職員に保護されたと書きました(→ こちら)
その後 7月末に再訪して最新の状況を聞くと、三男坊は餌や強壮ビタミン剤をタップリ与えられ 大変元気になって戻ってきたそうです。
ところが、元気モリモリの3男坊が戻ってきて、3兄弟間の順位が変わって、元最弱の3位だった三男坊が元気モリモリで第1順位になり、その次が元1位の長男坊、そして元2位の次男坊という新たな順位ができ、三男坊が戻って来て約2週間後に 第3順位になった次男坊は衰弱餓死 してしまったんだそうです。
今は 三男坊、長男坊の2羽が生き残っている状態です。
(↓)の左側の 嘴に何か白いものが付いているのが長男坊で、右側が三男坊です。
(↓)は、(↑)とは左右位置が反対になった三男坊と長男坊です。
三男坊は体温を下げようとしているのか、よく翼を広げている姿が見られました。
三男坊は 時々 草むらでバッタや 近くの木で鳴くセミを獲ろうとする様子が見られました。(↓) 一度 ムクドリを捕えたのですが 殺し方や食べ方がよく判っておらず、逃してしまいました。
(↓)は 後から来た長男坊(右)を威嚇する三男坊(左)の姿です。
その後、三男坊にはもう敵わないと悟ったのか 兄弟間競争に負けた長男坊は縄張りの外へ飛んで行って もう戻っては来ませんでした。
(↓)は、一人になった三男坊の顔です。 嘴の端には幼鳥の証の黄色が まだ残っています。
その後、親鳥が来なくなって 三男坊もここを離れて独立して行ったそうです。
以上で、オオタカの若鳥3兄弟シリーズは終わります。