ハシブトガラス (嘴太烏)が、足元の砂地で見つけて掘り出してきた大きなカニを、ハサミで挟まれないように、上手に銜えています。
ハシブトカラスは雑食で何でも食べ、(ハシボソガラスよりも)肉食傾向が強いとはいえ、生きたカニを、それもこんなに大きなカニを食べようとするのを初めて見ました。
この後、カニを銜えたまま どこかへ飛んで行きました。
ハシブトガラスは、一般的に、餌は電柱や高い木の上とかの安全な場所で食べますので、当然の行動ですね。
ところで、この大きなカニは何という名前のカニなんでしょう? 汽水域で普通に見られるのはイソガニですが、その図体は四角形に近いのですが、写真のカニの図体は丸っぽいように見えます。 見る角度にもよりますが……。