ムナグロ (胸黒)は春と秋の渡りの時期に日本に立ち寄る旅鳥 で、チドリの仲間です。
去る5月中旬、広い農耕地で田植え直前の水を張った田んぼの畔にいたムナグロの夏羽と冬羽のペア に出会いました。
過日 昨年秋に出会ったムナグロ若鳥 を掲載した時、顔から腹までの体下面が黒い(名前通りの)ムナグロ夏羽を見たいものだと書きました(→ こちら)。 半年後に(普段の行いが良いので!) その願いが叶って、ムナグロ夏羽に出会うことが出来ました。
(↓)の左側が冬羽で、右側が夏羽です。
こういうペアに出会うと、なんだかオスとメスのカップルのように見えますが、ムナグロは雌雄同色なので、季節的な換羽完了以前と以後を表しているに過ぎません。
と今は冷静に書いていますが、実際に見ると、ペアで移動している旅鳥だと どうしてもカップル視して(→ 一般的に鳥は色模様が派手なのがオスなので、夏羽がオスで冬羽がメスと見て)しまいますね。(笑)
次回はムナグロ夏羽 の姿を詳しく見て頂く予定です。