夏休み中に、2冊の本を読みました。
1冊は、毎年買って読むと決めている「本屋大賞」受賞作、即ち、今年2011年の大賞受賞作、東川篤哉著 「謎解きはディナーのあとで」(¥1,500+税)です。
大賞受賞直後に買ったまま未読だったもので、帯には「本屋大賞ノミネート、57万部突破」とありますが、最近の広告では「100万部突破」とありましたので、大賞を受賞して一気に販売部数を伸ばしたんでしょうね。
シリーズ物の短編を6つ集めたものですが、終始くすくす笑いながら楽しくリラックスして読めましたです。 大賞を取っただけのことはあると感心しましたです。
尚、参考までに、昨年2010年の本屋大賞受賞作、冲方 丁(うぶかた とう)著 「天地明察」を読んだことを、昨年4月29日に書いております。
もう1冊は、大沢在昌著 「新宿鮫X(10) 絆回廊」 (¥1,600+税)です。
私め、1990年にシリーズ第1作「新宿鮫」を読んで気に入って以来、「新宿鮫」シリーズの大ファンですが、今回は5年ぶりのシリーズ最新第10作目です。 但し、私め 「大沢在昌」のファンという訳ではありません。
当然ながら ここで内容やストーリーは書けません。 ただ 私め 読んでいる最中(終り近く)で 不覚にも涙してしまいました。 年を取ると涙もろくなるのは事実ですが、それだけのせいでは 決してありません。 どうぞ お読みください。
参考までに、大沢オフィスに所属する3人の作家、大沢在昌、京極夏彦、宮部みゆき、の公式ホームページ、「大極宮 (たいきょくぐう) 」は、 こちら です。
最後にもう一言。 上記2冊の本は、いつもの通り 市立図書館に寄贈しました。