温暖化をこれ以上進めないためには何時頃の生活に戻れば良いのかと漠然と考えていましたが想像もつきませんでした。
ところが、何時もの市民のための環境学ガイドがその年代を特定していました。
2050年に一人当たりの温室効果ガス排出量を半減しなければならないとしたら、
(1)生活程度を1960年代に戻す、
(2)過剰な快適性・利便性と過度な安全性のみを削減して、ほぼ現状程度の生活程度を維持する、・・・以下略
1960年と言えば昭和35年です。私もまだ小学6年生か中学生になったところです。まだテレビが我が家に来て数年しか経っていない頃だったと思います。クルマもそれ程走っていなかったはずです。冷蔵庫はあったかな。もう記憶のかなたです。
それでも今の時代から考えてもそれ程不便を感じる物は無いような気がします。クルマは当然公共交通と自転車や歩行で充分ですし、テレビも今のような日本人を間違った方向に導こうとするようなものは無い方が良いでしょう。尤も、太陽光発電があるので今の電化生活は維持できそうな気がします。
そうであるならばそれ程深刻に考えることもなさそうです。食糧も今のように世界中から持ってくるのでなく地元で取れるものを季節にあったように食べれば何の問題もないし却って健康にも良いかもしれません。
そうなれば、石油漬けの農業も変わるでしょう。思い切ってやってみれば案外快適に暮らせるのじゃないでしょうか。
やるかやらないか!