団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

電球型蛍光灯

2007年12月26日 | エネルギー 環境

  第2887回で日本でも未だに白熱電球が多く使われていることに驚きを覚えたと書きましたが、何とお国が動き出すそうです。

  FujiSankei Business i.より 2007/12/21  

  白熱電球製造中止へ 政府、蛍光灯へ切り替え促す

 政府が温暖化対策の一環として、家庭やオフィスの照明で使われる白熱電球について、電力消費が大きくエネルギー利用効率が悪いことから、国内での製造・販売を数年以内に中止する方針を打ち出す見通しとなった。白熱電球に比べ消費電力が少なく、長持ちする電球形蛍光灯への切り替えを促す狙いがある。年明けにもまとめる新たな対策に盛り込む方向。メーカーに協力を要請するとともに、海外にも同様の取り組みを呼び掛ける考えだ。

 切り替えの期間は今後詰めるが、「3年以内」とする案も出ている。温室効果ガスの排出削減を義務付けた京都議定書の約束期間が来年から始まるのを控え、排出量が急増する家庭・オフィス部門の対策を強化。全世帯が電球形蛍光灯に切り替えた場合のガス削減効果は、家庭からの排出量の1.3%に当たる約200万トンとみている。

 ただ、家庭で使う電球形蛍光灯の価格は白熱電球に比べ10倍以上と高いため、消費者の反発を招く可能性もある。

 政府はこれまでも電球形蛍光灯の普及を進めてきた。しかし、日本電球工業会によると、2006年の白熱電球の販売個数が約1億3500万個なのに対し、電球形蛍光灯は約2400万個にとどまっている。

 一方、海外では英国が08~11年に白熱灯を段階的に廃止する方針を示すなど規制を強化しており、省エネ分野で世界最先端を自負する日本としても、製造・販売の中止を表明して切り替えを一気に進めたい意向だ。

 大手家電メーカーの試算では、白熱電球の消費電力は電球形蛍光灯の約5倍で、1万時間使った電気代は1個当たり9600円高い。蛍光灯は寿命が10倍で取り換えも少なくて済む。政府はこうしたメリットをメーカーと連携して周知、消費者の理解を得たい考えだ。

  まあ環境にとっては良いことなんでしょうが、こんなことは個人の裁量で充分できることのような気がします。小さなことも沢山寄せ集めれば大きなものになると言うことも分からないじゃないですが、それならもっと大きなことに取り組んで欲しいと思うのは私だけでしょうか。

 何時もこの部屋で言ってるように、日本中の屋根に太陽光発電を乗せることの方が余程環境にとってもエネルギーにとっても大事なことじゃないでしょうか。これを個人の裁量でと言っても金額的にも難しいでしょう。 そうであるならばこれこそ国が取り組むべきことのような気がします。

  それとも、何となく小手先で批判をかわそうとしているようにしか取れない私が考え過ぎなのでしょうか。

もっと本気で取り組め!