私の期待する電気自動車も太陽光発電を夜も使える独立した電源にするのも画期的なバッテリーの開発が待たれるのですが私の一番期待しているキャパシターもどうも動きがないようです。やはり難しいのでしょうか。
世の中の動きはリチウムイオンバッテリーのようです。
日経エコロミーより
東芝は11日、ハイブリッド車などに使う車載用電池に参入すると発表した。次世代の車載用電池として期待されるリチウムイオン電池が対象で、独自開発の材料で充電時間を大幅に短縮し、安全性も高めた。長野県佐久市で来年3月から生産を始め、2010年までに200億円を投じ量産体制を整える。内外の自動車メーカーなどに売り込み、15年に年間売上高1000億円、産業用途も含めた充電池市場で世界シェア10%をめざす。
ハイブリッド車や電気自動車向けの電池では、トヨタ自動車と松下電器産業が共同生産しているほか、次世代用の開発で日産自動車がNECグループ、三菱自動車がジーエス・ユアサコーポレーションとそれぞれ提携。日立製作所、三洋電機、三菱重工業も独自に開発を進めている。
東芝はグループの東芝電池の工場(長野県佐久市)に生産ラインを導入し、まず月間15万個(電池のセルベース)を生産。10年をめどにハイブリッド車や電気自動車向けに同60万個、フォークリフトや産業機器用で40万個の生産体制を整える。
リチウムイオン電池自体が良く分かっていないのでちょっとサーチしてみました。
・・・略
リチウムイオン電池は同じエネルギに対して最も小さく、最も軽い二次電池であることがわかるでしょう。リチウム1次電池に対しては負けていますが、リチウム1次電池は充電、再放電ができません。
電池の電圧は乾電池、NiCd、NiMHに対してほぼ3倍です。半導体の標準電圧5Vに対しては2直、3.3Vに対しては1直で対応できます。ノートパソコンにリチウムイオンとニッケル水素電池がともに使われていた時代には、リチウムイオン電池は18650が1600mAhの容量で、ニッケル水素電池は同サイズでほぼ5000mAhであったため、同一本数で、ともに3.6V、容量が約5000mAhのパックができました。そのときの差異は重量で、リチウムイオンでは1/2の重量になりました。価格の差異と重量の差異+メモリー効果の差異のどちらを選択するかということであったわけです。現在ではその選択はリチウムイオンということに結果が出ています。
ソニーの爆発問題など危険性があるリチウムイオンバッテリーですがやはり主流になって行くのでしょうか。
太陽光発電とキャパシター以外は余り興味を持てないのですが、特にバッテリーに関してはそんなことばかり言っている訳にはいかないようです。リチウムイオンバッテリーがどんなものか勉強しておく必要がありそうです。
いずれにしても、バッテリーの画期的な性能アップがない限り今の油中心のエネルギー事情を好転させるのは難しいだけにどこかでブレイクスルーを期待したいですね。
希望は持てるのでしょうか!