団塊の世代のつぶやき

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F1撤退

2008年12月10日 | 日本再生

  ビッグスリーの破綻騒動や日本の自動車メーカーの派遣切りなど自動車業界は世界的な不況に陥ったようです。そんな時、佐藤琢磨選手のトロロッソでのテストの報道に喜びながらも、F1に参戦しているメーカーはこのまま続けるのだろうかなんて漠然と半ば批判的な感情も持ったものです。

  そんな時、突然、ホンダがF1撤退を発表したので、やっぱりという気持ちもありながらも驚きました。

  Formula 1 : F1 Live, with F1-Live.comより

  5日(金)、Honda Racing F1F1撤退が発表された。

 本田技研工業株式会社から出された声明は以下の通り。

「私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました」

「サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます」

Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしました。今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含め従業員と協議に入ります」

  今回の参戦では成果を挙げることが出来ずに撤退に追いやられたホンダは悔しいでしょうね。しかしながら、思い切って撤退を決めたことに安堵感もあるのじゃないでしょうか。

 本来なら、佐藤琢磨選手のドライブでチャンピオンなんて夢をかなえて欲しかったのですが、その夢は早くに琢磨選手の放出で無くなってしまいましたが、スーパーアグリでの参戦に一縷の望みも持ちました。しかし、それも今年の前半での撤退。ここにきてのトロロッソでの復活に来年の期待を持ったところでした。

 こうなったら、琢磨選手に来年のシートを何とか手に入れてもらいたいところです。もし、それがかなわなければもうF1を見ることも無くなるでしょう。トヨタにはほとんど興味なし。琢磨選手がドライブするのなら見ても良いですが。

  しかしながら自動車産業自体が派遣労働者がいなければ成り立たないようでは存在意義はないのかもしれません。早く諦めてホンダもやっている太陽電池産業にでも変わった方が地球の為になるのじゃないでしょうか、

さてどうなるか!