第3207回等で取り上げた路面電車やレンタル自転車などで積極的に街づくりを考えている高松市が今度は自転車専用レーンを考えているそうです。
26日、読売新聞
専用レーン実験など県へ提案
「自転車を利用した香川の新しい都市づくりを進める協議会」高松地区委員会(会長=大西秀人・高松市長)は25日、高松市役所近くの市道で斜線の一部を自転車道専用レーンにする実験などを盛り込んだ計画書をまとめ、協議会長をつとめる真鍋知事に提出した。
計画では、高松番長郵便局から香川大までの市道約1キロで、片側2車線のうち1車線ずつを自転車専用レーンとして開放し、通行量や渋滞の有無などを調べ、自転車利用者の意見を聞き取る。
このほか、放置自転車対策として、自転車販売時に保証金を上乗せし、廃棄時に返金する「デポジット制」を導入。サイクリングマップを作成して自転車利用を促すなどとしている。いずれも来年2月頃から2016年3月末までに順次、実施するという。
この日、県庁を訪れた大西市長は真鍋知事に計画書を手渡し、「計画作成が終わりではなく、全国のモデル都市になれるよう取り組んでいきたい」と述べた。真鍋知事は「県も含め、みんなで一歩ずつ前進していくことが大切」と応じた。
これですね。以前私も書いたように、香川県は全国一の舗道率を誇るようにどちらかと言えば道が良すぎる傾向があります。幹線道路は片道3車線もあります。道が良すぎてスピードが出過ぎるということもあります。
今や不景気もあってクルマも減少傾向にあるようなので、この際車線を一つ自転車専用レーンとして使うことは時代にも合っている筈です。
これを是非どんどん進めていって欲しいものです。路面電車と自転車による街づくりが進めば益々クルマは減り、資源の浪費も減り、環境も良くなり、その上、交通事故による犠牲者も減るはずです。
良いことばかりです!