第3314回でやっと決まったようですと書いた太陽光発電の補助金が正式に発表になったようです。
12月24日 平成20年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 2009年1月13日(火)より募集開始
平成20年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金募集開始のお知らせと概要について
有限責任中間法人太陽光発電協会(代表理事:川村誠/京セラ社長)は、2009年1月7日に太陽光発電普及拡大センター(Japan Photovoltaic Expansion Center:略称J-PEC)を開設し、経済産業省が定めた住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金交付要綱に基づく補助事業者として、1月13日より平成20年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金の募集を開始しますので、お知らせ致します。
≪補助金交付の目的≫京都議定書目標達成計画等で示されている太陽光発電の導入目標を達成するため及びその後の太陽光発電の大量導入を可能とするため、住宅用太陽光発電システムの価格低下を促しつつ市場の拡大を図ることを目的とする。
≪募集期間≫募集期間:2009年1月13日(火)~ 2009年3月31日(火)
≪補助金額≫対象システムを構成する太陽電池モジュールの公称最大出力1kWあたり 7万円
≪補助金予算額及び想定補助件数≫総額90億円の補助金予算により35,000件程度の補助件数を想定
≪対象者≫自ら居住する住宅にシステムを設置する個人で、電灯契約をしている方
≪対象システム≫以下の要件を満たすことを条件とする
1.太陽電池モジュールの変換効率が一定の数値を上回ること(太陽電池の種別毎に基準値を設定)。
2.一定の品質・性能が確保され、設置後のサポート等がメーカー等によって確保されていること。
3.最大出力が10kW未満で、且つシステム価格が70万円(税抜)/kW以下であること。・・・以下略
4月まで待たなくても良くなったので業界にとっては助かりますね。どのくらいの買い控えがあったかは分かりませんがこれで少しでも設置に弾みがつけば良いのですが。
それにしても、日本の政府ってどうしてこんなに頭が固いのでしょうね。裏で電力会社などの思惑が働いているのだろうとは思いますが、同じお金を使ってもドイツ方式のような有効な方法を取らずに相変わらずの補助金方式です。天下り対策も入っているのかもしれません。
それでも、何もないよりはましと言うものでしょう。この補助金で果たしてどれほどの効果が出るものかある意味では楽しみでもあります。
しかしながらこの不況がどう影響するのか不安でもあります。
効果が出れば良いが!