昨日のカリフォルニアの未来の鉄道でも書いたように、いざとなると日本よりダイナミックに動き出しそうなアメリカですが、モラルという点ではあまり大したことはないようにも思えます。
2009年01月23日 オバマ新大統領の歴史的就任宣誓式の後には史上最大のゴミの山が
先日1月20日(現地時間)にワシントンDCで行われたオバマ新大統領の就任宣誓式。約250万人が集まったと言われる歴史的イベントの後には、過去の就任式や独立記念日などのイベントと比べてもけた違いの歴史的な規模のゴミが残されていたそうです。
詳細は以下から。
The Trash Was Historic, Too - washingtonpost.com
就任式後からワシントンDCのゴミ収集車は130トン以上のゴミを収集し、まだ大量のゴミが残っているとのこと。ナショナル・モールとホワイトハウス周辺では国立公園局職員により100トン近くのゴミが拾われました。なお、ナショナル・モールで排出されるゴミの量は通常1日3トン程度、独立記念日の花火の時でも17トン程だそうです。
この歴史的なゴミの山は、250万人と言われる大規模な人出にくわえ、セキュリティ上の理由でほとんどのゴミ箱が撤去されていたことも大きな要因のようです。使い捨てカイロやボトル、紙コップ、新聞、食べ物などの通常のゴミに加え毛布や手袋、テーブルなど、さらにはオバマ帽、オバマバッグ、オバマ靴下などのオバマグッズも大量に残されていたとのこと。今までで最もエコな就任式になる予定だったはずなのですが…。
日本ではこれだけの人が集まるなんてこともなさそうですが、もしそんなことがあったとして今の日本だったらこれ以上に酷い状況になる可能性もありそうな気がします。
と言うのも、この部屋でも取り上げてきたガムやタバコのポイ捨てなどを見ていると、日本人もそれ程威張れるほどのモラルはなさそうな気がしてきます。
尤も、所詮は同じ人間ですからやることに大差は無いのでしょうね。ということはやはり教育と言うことになりそうです。世界に誇れる日本にするためにはやはりもう一度戦後教育を見直す必要はありそうです。
もう遅いのかもしれませんが!