第3410回で取り上げた電池交換ステーションの考え方が分かりやすく説明されていました。
電池交換でより便利な電気自動車社会に・ベタープレイス(エコうまに乗れ!)
・・・略
――仮に政治やタクシー会社が電気自動車に前向きになったとして、ベタープレイスはどこで利益を得るのですか。
「電気自動車を一般に普及させるには、ガソリン車と同じ利便性を担保しないといけないが、それには電池のコストと航続距離がネックになる。初期投資を少なくし、航続距離の短さをカバーする仕組みが必要で、そこを私たちが提供すると考えてほしい」
「LPGの卸売りに似たビジネスになる。電気を裸で売ったのでは利益は出ない。ガソリンより一ケタ安い商品だからだ。私たちが提案するビジネスモデルでは利用者は電池を持たない。電池抜きの自動車を購入し、私たちが電池を提供し交換ステーションを運営する。ベタープレイスは電気を仕入れて『駆動力』を売るということだ」
「イスラエルでもデンマークでも一種のメンバーシップ制をとり、契約者を対象に電池交換のサービスを提供する形でビジネスを展開する」・・・以下略
電池抜きとなると自動車自体の価格はかなり安くなるのではないでしょうか。電池の交換代がどれくらいに設定されるか、自動車の価格がどれくらいで抑えられるかによってもしかしたら携帯電話のように予想もできなかった普及が爆発的に進む可能性があるかもしれません。
バッテリ込みの電気自動車の値段が下がりそうもない現状ではこの方式のやり方によっては面白くなりそうな気がします。
楽しみです!