電気自動車がいよいよ本物になりそうな雰囲気ですが、その電気を太陽光発電で賄うことこそが理想です。しかし、それには太陽光発電の能力が電気自動車の電池容量を賄うには力不足のようです。もっとコストダウンと変換効率のアップを期待したいものです、
しかし、今の時点でもその理想に近いものが実現できるようです。自動車を自転車にすればいいのです。
三洋電機が得意分野でそれを実現するようです。
三洋電機より
三洋電機|ニュースリリース|<ご参考>太陽電池・充電池・電動ハイブリッド自転車で環境意識を啓蒙 徳島県庁に、「ソーラー駐輪場」を設置
三洋電機株式会社(以下、三洋電機)は、2009年3月を目途に、徳島県庁に「ソーラー駐輪場」を設置します。これは、駐輪場の屋根に取り付けた太陽電池で発電した電気を蓄電し、電動ハイブリッド自転車の電池を充電するもので、化石燃料を一切使わない、完全独立型のクリーンなシステムとなっています。徳島県庁内にある既存の駐輪場の一部に、当社で開発・製造しているHIT※1太陽電池パネル・リチウムイオン蓄電システム・電動ハイブリッド自転車「eneloop bike(エネループ バイク)」などを設置します。太陽電池と蓄電システムを組み合わせることで、夜や雨の日でも商用電源を使うことなく、電動ハイブリッド自転車の充電を行うことができます。また、リチウムイオン蓄電システムにはACコンセントを搭載しており、緊急時には非常用電源として、外部機器への電源供給も可能です。
これは結構面白そうです。変換効率の高い太陽電池HITと電動自転車の組み合わせは三洋の得意分野ですから今まで無かったのが不思議なくらいの組み合わせですね。
実際問題として、自転車があれば大抵の用が済ませることが出来るのですから、この組み合わせで行動範囲はかなり広くなるはずです。敢えて、電気自動車を待つよりこのシステムを広げた方が現実的かもしれません。
市街地ならこれで十分でしょう!