第3394回などで何度も取り上げてきた日本の人口減少が我香川にも例外なく押し寄せてきているようです。
4月25日読売新聞より
28年ぶり「2035年には80万人」予測も
県は24日、1日現在の県の推計人口は99万9395人で、1981年4月以来、28年ぶりに100万人を割り込んだと発表した。県外への人口流出が止まらないうえ、少子高齢化が進展したことが理由。2035年には80万人になるとの予測もあり、定住策の推進が急務となりそうだ。
県統計調査課によると、県人口は1980年12月に100万人を突破し、翌年4月に大台を割り込んだだけで、その後は100万人台を維持。98年10月に103万人を超えてからは減少傾向が続き、2000年には転出超過となり、03年からは死亡者数が出生数を上回る状態が続いている。
国立社会保障・人口問題研究所は、15年の人口は96万3000人、35年は80万2000人と推計。県は06年9月、人口減少対策推進本部を設置し、雇用確保や子育て支援、移住促進策に取り組んでいる。県政策課は「100万人を割り込んだのは残念。企業誘致や保育サービスの充実などを進め、これ以上の減少を食い止めたい」とする。
とうとう100万人を切ったそうですが、それほど悲観的に捉えるものでしょうか。環境問題を筆頭に今世界が抱える問題は全て地球に人間がはびこりすぎたことに原因があると言えるのではないでしょうか。そうであるならば、経済面からとらえていたずらに悲観的に考えるより、積極的に少なくなったことを活かす方法を考えるべきなのではないでしょうか。
以前、第418話でも取り上げたように、積極的に世界の人口を減らすことを考えるべきときと捉えれば、日本のそして香川の減少は世界の模範となる方法を確立する最高の時と言えるのかもしれません。
少ない人口で、住み易い地球を実現してのんびりと暮らす生き方を後世に残すことこそ現代人が子孫に残せる最高の贈り物かもしれません。
のんびりやりましょう!